検索窓
今日:6 hit、昨日:61 hit、合計:12,070 hit
小｜中｜大

小話　幼い君〜丁、鬼灯〜 ページ1

その夜…

Aはふしぎな夢を見た

どこかの道を歩いている

すると向こうから少年が来た

白い服…

額には小さな角

その雰囲気は、幼いながらも誰かに似ているような…


？『…?貴女は…?』

貴女『坊や、お名前は?』

丁『丁です』

貴女『(丁?それって…じゃあこの子…)』


Aは、少年が誰に似ているのか分かった

……鬼灯だ


貴女『(じゃあ私今、小さい頃の鬼灯さんに会ってるのか)』

丁『貴女は?』

貴女『あぁごめんね、私はA、ところで君、その格好…』

丁『私は、先ほど生贄にされました、この格好はその儀式のものです』

貴女『……!!』

丁『あ、同情ならいりません、よくあることですから』


淡々と言う少年


貴女『…丁くん、急で悪いけど、抱きしめてもいいかな』

丁『…まぁ、いいですけど…』


少年の許可を得て、Aは彼を抱きしめた


丁『…同情ですか?』

貴女『違うよ、…でも抱きしめたくなった』

丁『…おかしな人ですね』

貴女『…ふふっ、そうかもね』

丁『…でも…ふしぎと悪い気はしないです』


しばらく彼を抱きしめるA

そして体を離した


貴女『…さて、そろそろ…』

丁『…もう行くんですか』

貴女『うん』

丁『…また、会えますよね?』

貴女『！』


Aは、少年の寂しそうな顔に思わずキュン💓とした


貴女『…大丈夫、また会えるよ、だいぶ先でね』

丁『…そうですね、私もそんな気がします』

貴女『(先読みすごいなこの子！)』


少年の先読みに、苦笑いするA


丁『では、また』

貴女『じゃあね、丁くん』


そこで夢は終わった


貴女「…という夢を見て…」

鬼灯「奇遇ですね、私もなんです」


なんと鬼灯も同じ夢を見たそうだ

自分が幼くなり、Aと会う夢

目線は違えど内容は同じ


鬼灯「貴女が抱きしめてくれたのも、つい先ほどのようです」


ぬくもりを思い出すような仕草をする鬼灯


鬼灯「ただ、貴女におかしな人と言ってしまったのは…」

貴女「ふふっ、いいのいいの、小さかったんだし」

鬼灯「Aさん、今日は私の部屋に来ませんか」


もっとぬくもりが欲しい、と思う鬼灯


貴女「うん、お邪魔します」



その夜、鬼灯にしっかりいただかれるAだった


ドリームリンク！な貴女と鬼灯さん

小話　のぞき魔〜鬼灯〜（❈）→



→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )

点数: 10.0/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
31人がお気に入り
設定タグ：鬼灯の冷徹 , 反応集 , 短編集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム： 感想：  ログイン

善(プロフ) - 偽装カレの続きがあったらいいな (12月9日 6時) (レス) @page46 id: d5d529a22f (このIDを非表示/違反報告)
 絢 - 冨岡さんいいですよね。私の最推しは伊黒さんです。 (12月2日 3時) (レス) @page38 id: e739b2c63b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：Nami☆ | 作成日時：2023年11月13日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。