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小話 モフモフ彼女〜鬼灯〜(クロスオーバー) ページ10

ここは地獄…

罪を犯した亡者たちをあらゆる方法でこらしめる場所

しかし、

そんなことをずっとやっている獄卒たちも疲れてくる

そんなときに現れたのは…


??「こんにちは♪」

獄卒「おぉ、今日も来たか」


獄卒が、そう言って頭を撫でるその生き物…


モフモフの茶色い毛並み

ぱっちりしたつぶらな瞳

キツネのような尻尾

この生き物…イーブイといい、名はA

ちなみに尻尾の先の模様が花っぽいのでメスである


この可愛らしさに、癒される獄卒も多い

たまにおやつをくれる人もいる

中でも一番癒されているのは…


??「Aさん、ここにいましたか」

貴女「鬼灯さん」


後ろから声をかけてきたのは鬼灯

彼はAを抱き上げた


鬼灯「さ、行きますよ」


鬼灯はそう言うと、そのまま部屋に向かう


鬼灯「私も今は休憩時間です」


部屋に着き、椅子に座ってAをモフる鬼灯

そのモフモフの毛並みが、彼を癒やしに導く


モフモフ…モフモフ…


鬼灯「(あぁ…至福…)」


幸せで周りに花が咲く彼

そんな彼を、Aはきょとんと見つめる


鬼灯「…Aさん、他の獄卒にはあまり触らせないで下さい」

貴女「何で?」コテン

鬼灯「私の特権だからです(かわいい…)」


首をかしげたAを見て、少し悶えつつ言う鬼灯


貴女「んー…分かった」コクリ


彼がそれを望むなら、とAは承諾した


鬼灯「ありがとうございます」


Aが頷いたのを見て、安心した鬼灯

ついでに鬼灯マークのポシェットを、首にかけてもらった

これがあれば、マークで分かるはずだ

その後、鬼灯の言いつけ通り、

なるべく他の獄卒に触らせないようにした


貴女「ごめんね、鬼灯さんが、あまり触らせちゃダメって」


その言葉に、あぁ鬼灯様か、と納得する獄卒たち

代わりにと、おやつをポシェットに入れてくれた


貴女「ありがとう♪」


にっこり笑顔で礼を言うA

その笑顔に、ほわぁっ…と和む獄卒たち

その後、鬼灯に、

おやつもらったよ、とポシェットを見せるA

そのおやつを、鬼灯が「あーん」で食べさせてくれた

Aを独り占めできる、

鬼灯の密かな楽しみがまたひとつできた


イーブイな貴女
素直です
獄卒たちのマスコット的な感じです
あとおやつは程々です
イーブイはピカチュウより小さいので、鬼灯さんがさらにデカく見えます
ただ地獄では動物しゃべってるのでポケモン語どうするか迷った

小話 星の子と伝説の美男〜義経〜(クロスオーバー)→←小話 ビリビリ彼女〜白澤〜(クロスオーバー)



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設定タグ:鬼灯の冷徹 , 反応集 , 短編集
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作者名:Nami☆ | 作成日時:2023年10月14日 8時

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