小話 ストローで〜鬼灯〜 ページ21
ある日の昼休み…
みんなで缶ジュースを飲んでいた
ワイワイ話しながら鬼灯をふと見ると、
ぶどうジュースの缶をコンコンやっている
貴女「鬼灯さん、どうしたの?」
鬼灯「……ぶどうジュースの果肉が取れないんですよ」
貴女「あー、たまにあるよねそれ…」
奥で果肉とかひっかかって取れないのはもどかしい
貴女「(指つっこむのも危ないしなぁ…)」
ストローでジュースを飲み考えていたA
ズゴーッ、と音がして空になったのに気づき
ストローを取ろうとしてピコン、ときた
ストローを曲げる
↓
かき出す
↓
取れる
貴女「💡」
閃いたAはストローを抜いた
貴女「鬼灯さん、コレ使いなよ、先を曲げて熊手みたいに…」
先っちょを曲げて渡そうとすると、
その前にストローがスッ、と取られた
鬼灯「ありがとうございます」
そう言ってそのストローでちゅー、と吸い取る鬼灯
貴女「(え…えぇーーッ!?)」
彼のまさかの行動に赤面するA
ストローの先にひっついた果肉を食べる彼
鬼灯「取れました」モグモグ
無事に果肉が取れて満足げだ
貴女「そ…そりゃ良かった、ね…」
赤い顔のまま言うA
大王「あれー、どうしたのAちゃん、顔赤いよ?」
貴女「い、いや、大丈夫です…」
実は間接キスを狙っていたことは、彼だけの秘密だ
原作の缶ジュースの話です
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作者名:Nami☆ | 作成日時:2023年10月14日 8時