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小話 洗脳〜白澤〜(ヤンデレ) ページ3

白澤side

ここは桃源郷…

ここの薬屋の店主である僕、白澤

ここに来る子は女の子が多い

ただ、ちょっと思うところがあるけど…

ある日、お客さんが来た


白澤「いらっしゃい、…あっ、Aちゃん!」


来た来た、この子!

地獄で働いてるかわいい子!

地獄じゃなくてウチで働けばいいのに!

…ホント…あの闇鬼神のどこがいいんだか…

どうにか僕のところに…

あ、そうだ…


白澤「Aちゃん、時間ある?お茶でもどう?」

貴女「え、あ、じゃあちょっとだけ…」


よっし、お茶に乗ってくれた♪

このお茶に…っと

僕はこのお茶をAちゃんに出した

Aちゃんが飲んだのを確認し、こう話す


白澤「ねぇAちゃん、知ってる?」


そして、あの闇鬼神のあらぬ噂を吹き込む

最初は否定していたAちゃんだったけど、

次第に信じ始めた

“薬”が効いたのかな♪


貴女「…鬼灯さんが…そんな…悪い人だなんて…」

白澤「そう〜、だからウチに来な…」

鬼灯「そうはいきませんよ」


突然アイツの声がした

すぐそこにアイツがいた


貴女「ほ、鬼灯さん…」ガタガタ

鬼灯「…?」

貴女「わ、私…鬼灯さんが怖いです…」😰


くくっ、アイツ、Aちゃんに怖がられてやんの


鬼灯「…!白澤さん、Aさんに何したんですか」

白澤「何が?」


鬼灯「とぼけないで下さい、これは洗脳薬ですね、さしずめ薬を飲ませて私の悪い話をした、というところか」


ちっ、バレバレか

勘がいいな

そういやこいつも薬勉強してたっけ


鬼灯「…解毒剤を…早く」すごみ

白澤「…分かったよ」


…作戦失敗か


白澤「Aちゃん、さ、これ飲んで」


僕は仕方なく、解毒剤をAちゃんに飲ませた

…本当は嫌だったけど


貴女「ん…あれ?」

白澤「Aちゃん、大丈夫?」


心配する風を装う


白澤「ごめんね、新しい薬の実験したかったの」

貴女「あ…そうなんだ、実験は必要だもんね」

鬼灯「…そういうことにしておいてあげます」


こいつ…僕の企みに気づいた…?


鬼灯「さぁ、帰りますよ」

貴女「あ、うん、白澤さん、またね」


その背を見送り、僕は密かにこう思った

今日は連れて帰られちゃったけど、絶対諦めないからね…

次の手を考えるから…

いつか君を、僕のものに…


ヤンデレ白澤さん
今は軽度ですが…
想いが募りエスカレートするかも?
ご想像にお任せします

小話 捨てられた彼女と拾う彼〜鬼灯〜→←小話 ポケモンな彼女〜鬼灯〜(クロスオーバー)



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作者名:Nami☆ | 作成日時:2023年10月14日 8時

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