鬼灯の冷徹 小話集☆その弐

小話　声フェチ〜鬼灯〜 ページ15

それは、獄卒の女子会でのこと…

EUのリリスも加わってのことだった


リリス「ねぇ、みんな何かフェチはある?」

貴女「な、なに急に!」

お香「そういえば、ないよりあった方がいいって聞くわね」


みんな匂いだの筋肉だのいろいろ挙げた


リリス「ね、Aちゃんはないの?」

貴女「……えっと…なくは…ない」

リリス「あら何?教えてよ」


グイグイくるリリス


貴女「ま、まぁ私は…声、かな…」

馬頭「まぁ〜!Aちゃん声フェチなの!?」

乙女〜な感じで馬頭が聞く

事実女性だが

亡者の中にも、意外とイケボがいたりする

それにいろんな獄卒の声を聞くのは、楽しかったりする

リリス「そうだ、知ってる?声の低い男って、アッチの方もすごいらしいわよ」

貴女「ッ!!」

リリスの言ってる意味を理解し、赤くなるA

お香「そういえば、鬼灯様もけっこう声低いわよね」

貴女「そっ!そんなこと言われたら直視できないって!」

リリス「真っ赤になっちゃって、カワイイ♥」

貴女「もーっ!ばかぁ!」

リリス「(ま、こういうトコが可愛かったりするんだけどね♪)」


リリスに遊ばれているとも知らず

その後、鬼灯に会った


鬼灯「あ、Aさん」

貴女「ほ、鬼灯さん…」


さっきのアノ話の後なので、Aは心臓バクバクだ

つい目をそらすと、それを鬼灯が見ていた


鬼灯「ﾑｯ…なぜ目をそらすのですか」

貴女「(こ、声がっ…)ち、ちょっとお口チャックしてもらえます!?」


鬼灯の口を手で押さえて言うA

鬼灯は、Aの手首をそっと掴む


そして…指をペロリ

それがなんか色っぽい


貴女「わぁっ!?」

鬼灯「教えて下さい、何があったのですか」

貴女「…じ、実は…」


Aは先ほどのことを話した


鬼灯「なるほど…レディ・リリスがそんな話を…」

貴女「そ、そうなんす…」

鬼灯「…というか貴女、声フェチだったんですか」

貴女「そ、そこは流して…」

鬼灯「嫌です」


鬼灯はAを抱え上げ、自室に向かう

そして、Aをベッドに座らせ押し倒す


鬼灯「この流れだと、分かりますよね」

貴女「え…ちょ、待って…」

鬼灯「待てません、声が低い男は…でしたっけ?試してみましょうか」

貴女「いや、ちょ…!?」


騒ぐAの口をキスで塞ぎ黙らせる


鬼灯「私も欲は強い方ですよ」


ﾁｭﾁｭﾁｭｯ


その後、鬼灯にひんむかれ頂かれるAだった



前にこんな話をテレビで…
すいません

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