小話 ポケモンな彼女〜鬼灯〜(クロスオーバー) ページ2
ここは地獄…
本来、罪人をさばく場所…
その獄卒であり閻魔大王第一補佐官の鬼灯
その膝には…
ピンクの猫のような生き物
地獄には似つかわしくない、愛らしい姿
名前は、A
鬼灯「Aさん、行きますか」
貴女『オッケー、鬼灯さん』
驚くことに、Aは鬼灯とテレパシーで会話ができる
ただし、これは鬼灯とだけで、
他の者には鳴き声にしか聞こえない
なので…
茄子「あ、A、鬼灯様どこ行ったの?」
貴女「ミュウミュウミュウ(鬼灯さんなら仕事場にいるよ)」
唐瓜「……、ごめん分かんねぇ」
貴女「ミー…(むー…)」
鬼灯がいないとAが何を言っているのか分からないのだ
ただ、シロたちは動物なので例外だが
そんなAの仕事は、
「わざ」を使ってお手伝いすることだ
鬼灯「Aさん、ここに“マジカルフレイム”をお願いします」
火力の落ちた鍋に、火力を足したり…
葉鶏頭の書斎で、“アロマセラピー”を使って癒やしたり…
ただ、一度烏頭が翻訳機を作ろうとして…
烏頭「なぁ頼む、ちょっとでいいから!」
貴女『っ…わぁぁぁ!!』泣
鬼灯「っ!!」
ダダダッ…
バン!
鬼灯「何してるんですか!!」
烏頭「出たなモンスターペアレント!」
鬼灯「何とでも言いなさい、それより私の大事なAさんを泣かせましたね!」
ムギュー
烏頭「ちょっと翻訳機作りたかっただけだ!」
貴女『鬼灯さん、大丈夫、ちょっとびっくりしただけ…』
鬼灯「貴女は優しすぎるんですよ」
烏頭「(ちくしょー、会話できんの羨ましい!)」
それ以降、Aは鬼灯に、
自分から離れないように、
烏頭に近づかないように、とも言われた
それもまた、彼がAを守りたいがゆえなのだ
Aもまた彼を信頼し、彼のために「わざ」を使う
ある時、鬼灯は急いでいた
朧車でもスピードは限られるため間に合わないそうだ
その彼を、ラティアスに変身し背に乗せる
そして、目的地までひとっ飛び
力は惜しまないのが彼女だ
そんなこんなありながら、Aは鬼灯と共に仕事をする
そして帰るは彼の腕の中
今日も鬼灯のために頑張ろうと思う、Aなのでした
ミュウな貴女
説明ざっくり💦
主人公がポケモンになる話好きなんです
でも思ったより少なくて…なので書いちゃいました
テレパシーなのはエスパーっぽさを出したくて
ちなみに最後、きょうのわんこ風
一部変えました
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作者名:Nami☆ | 作成日時:2023年10月14日 8時