小話 腹ペコな彼ら〜いろいろ〜 ページ49
ぐつぐつ…
キッチンから、何か煮える音といい匂いがしてきた
そこを使っていたのはA
ここで、よく調理しているのだ
ちなみに使用許可は取っている
作っていたのはシチュー
完成間近のようで、かぐわしい香りがする
彼女は一人で作って食べたい、のだが…
貴女「いただきま…」
??「Aさん、いますか?」
貴女「(あ、来た…)」
食べようとすると必ず誰かが来てしまうのが目下の悩み
特にこの人…鬼灯はほぼ100%来る
鬼灯「また調理ですか?」
貴女「そういう鬼灯さんは何しに?」
鬼灯「昼食です、貴女お手製の」
そう、彼の目当てはAの手料理
食費も浮くし、力もみなぎるしで何よりのパワー源だ
今日も彼はAの手料理を平らげ、
お礼にと食器を片付けると、仕事に戻った
Aは残ったシチューを食べ、仕事に戻る
その後も茄子、唐瓜たちにも作ったり、
サンドイッチを作って烏天狗警察弐差し入れたり…
まるでフードデリバリーのように
彼らに手作りフードを作ってあげた
桃源郷に行った際は、
鬼灯に手料理を自慢された白澤が
「僕にも〜」とダダをこね、
桃源郷にも差し入れを作ることになった
彼女の料理はじわじわ話題になり、
彼女が何か作っているときは匂いにつられて誰か来る
自分が食べる、まかない的な感じで作っていたA
しかし、誰かが喜ぶならと、
喜んで作っていたものを差し出す
気づけばちょっとした食堂みたいになっていることもあった
本来の食堂で働いてみると、これが大当たり
彼女の第二の働き口となった
ただAは気づいていなかった
みんなの胃袋をつかんでいることに
みんなが自分の料理を目当てに来ていることに
今回は料理人な貴女
まかない食べようとして…的な感じ?
鬼灯さんはこういうとき100%来ると思います
今回短めですいません💦
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NIKO - 白澤様…新たな扉開きましたね☆ (9月20日 14時) (レス) @page28 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
Nami☆ - NICOさん ありがとうございます!50話か…まだ書けそうだな…頑張ります! (9月13日 15時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
NIKO - 占ツクは1つにつき50話作れますよ! (9月13日 7時) (レス) @page22 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
なら - 嫌いと言ってみたのやつで、茄子の"創作活動"が違う方向に聞こえたのは私だけだろうか… (9月10日 14時) (レス) @page2 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - 素敵なリクエストありがとうございます!続編、楽しみに心待ちしています🌻(*´▽`*) (9月9日 22時) (レス) id: 76ac922bd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nami☆ | 作成日時:2023年8月29日 20時