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小話 ラッキーデイ?〜いろいろ〜 ページ44

その日は、Aにとって大変な日だった

なぜかというと…


鬼灯「今日は風が強いですね」


珍しく風の強い日に…

ゴォォォ……、ブワッ!


貴女「っ!」

鬼灯「おっと、はだけてしまいました」


そう言って肩までめくれた着物を直す鬼灯


そのとき、ちら、とAを見た

まるで赤くなっている様子を見て楽しんでいるようだった


Aは、気にしないふりで精一杯だった


またある時は…

白澤に薬をもらおうとして足がつっかかり、

彼を押し倒す形になってしまったり、

それを助けようとした桃太郎とキスしそうになったりした


またある時は…

茄子たちの手伝いをしていたとき…


茄子「うわっ」


茄子がコケてお尻が半分出てしまったり…

はたまた…

八寒で春一と雪合戦のとき…


春一「うぉっ」


春一のズボンに雪が当たり、濡れたとき…


春一「気持ち悪いし、これ脱ぐよぅ」


と、彼がその場で脱ごうとしたり…

他にも檎や義経…

とにかくラッキースケベ的なことが続いて大変だった

ひとりそのことについて考えていると、

いつの間にかまわりに彼らがいた


鬼灯「Aさん、分かりませんか?」

貴女「え…何が?」

鬼灯「今日のことですよ、たぶんアレです」


鬼灯はそう言うと、Aを閻魔大王のもとに連れて行った

そこには、ある紙を手にした閻魔大王がいて、

こちらに気づくとギョッとした


鬼灯「…やはりか」


威嚇するような鬼灯の声


大王「ほ、鬼灯くん!こ、これはね…!」

鬼灯「マキさんのときにこりず、今度はAさんを…!」


そう、その手にあったのは縁結びの紙

そこに名前を書き、Aと誰かをくっつけようとしたのだ

親心だろうが、こっちはいい迷惑だ


大王「い、いいじゃない、Aちゃんのお婿さんになるのは誰か見たかったし…」


それを聞き、鬼灯は舌打ちした


鬼灯「それなら私の名前だけでいいじゃないですか!なぜこんなに候補上げたんですか‼」

大王「ひいっ、だって鬼灯くん、前に嫌がったじゃないかぁ」

鬼灯「Aさんなら話は別です!!」

白澤「聞き捨てならないなぁ、Aちゃん僕んとこおいでよ」

桃太郎「お…俺、幸せにします!」

義経「わ、私じゃダメですか?」

茄子「俺もAさんお嫁に欲しい〜!」

唐瓜「な、茄子!抜け駆けすんな!」

檎「キツネはダメかの?」

春一「うめーアイスやるよぅ」

貴女「わ、私は…」



貴女は、誰を選びますか?
難しいですよね(笑)
ご想像にお任せします

小話 彼女は獣の女王〜鬼灯〜→←小話 正夢〜鬼灯〜(❈)



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NIKO - 白澤様…新たな扉開きましたね☆ (9月20日 14時) (レス) @page28 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
Nami☆ - NICOさん ありがとうございます!50話か…まだ書けそうだな…頑張ります! (9月13日 15時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
NIKO - 占ツクは1つにつき50話作れますよ! (9月13日 7時) (レス) @page22 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
なら - 嫌いと言ってみたのやつで、茄子の"創作活動"が違う方向に聞こえたのは私だけだろうか… (9月10日 14時) (レス) @page2 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - 素敵なリクエストありがとうございます!続編、楽しみに心待ちしています🌻(*´▽`*) (9月9日 22時) (レス) id: 76ac922bd7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nami☆ | 作成日時:2023年8月29日 20時

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