小話 スキンシップ〜鬼灯〜 ページ39
ここは秦広庁
十王のうち一番目、最初の裁判官がいる所だ
その秦広庁に、鬼灯とAがいた
鬼灯は、秦広王と話をしていたが、ふと見た先…彼は固まった
なぜなら、Aと小野篁が楽しげに話していたからだ
貴女「へー、篁さんって鬼じゃないんですね!しかも平安貴族だったなんて、すごい!」
篁「私、実は生前に井戸から…」
貴女「…へーっ、そんなことが!そういう体験できる人ってレアですよね〜」
篁「えへへ、そんな大層なものじゃないですよ」☺️テレッ
貴女「あ、すごいついでにその髪の毛ちょっと触っていいですか?」
篁「あぁ、どうぞ」←ちょっと屈む
貴女「(チョイ)…わぁ、すごい!サラサラ!」
篁「あはは、そうですか?」
ワイワイ
秦広王「篁楽しそうだなっ、……!?」
鬼灯「…………」ゴゴゴ…
秦広王は鬼灯を見て凍りついた
鬼灯から、黒いオーラが出ている気がしたからだ
秦広王「たっ、篁!そろそろ…」
篁「あ、はい!」
貴女「あ、長々とすいません」
篁「いいえ、楽しかったです」
Aはペコッ、とお辞儀すると、鬼灯のもとに戻ってきた
鬼灯もまた秦広王と篁にお辞儀をすると、
Aと共に閻魔庁に帰る
その背を見て、秦広王は思った
秦広王「(……さっきのは気のせい、か…?)」💧
その後日、それがまた起きることに…
Aが、閻魔大王を肩もみしていたり、
桃源郷で白澤の手あれを心配したり
…とにかくスキンシップがアレだった
ある日、鬼灯は思い切って言った
鬼灯「Aさん、あまり他の男にベタベタ触ったりしないで下さい」
貴女「え、何で?鬼灯さん」
鬼灯「…………、わ、私が…」
鬼灯は顔を赤くすると、言った
鬼灯「…妬いちゃうからです」
貴女「え…」
少し間をあけて、Aは笑って言った
貴女「…やだ鬼灯さん、それまるで私のこと好きみたいに…」
鬼灯「だからっ…そう言ってるじゃないですかっ…!他の男に触ってほしくないんですよっ…!」
後半はほぼ絞り出すように言った鬼灯
ようやく彼が本気で言ってることにきづいたA
みるみる顔が赤くなる
鬼灯「…それで、答えは?」
貴女「…わ、私でいいなら…!」
その答えに、鬼灯はAを抱きしめた
思いが重なった瞬間だった
ちなみにその後、
鬼灯の他の男性へのAガードが堅くなったという
今回はこんな感じです
やきもち鬼灯さん
こうなるとめっちゃ妬いちゃう
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NIKO - 白澤様…新たな扉開きましたね☆ (9月20日 14時) (レス) @page28 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
Nami☆ - NICOさん ありがとうございます!50話か…まだ書けそうだな…頑張ります! (9月13日 15時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
NIKO - 占ツクは1つにつき50話作れますよ! (9月13日 7時) (レス) @page22 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
なら - 嫌いと言ってみたのやつで、茄子の"創作活動"が違う方向に聞こえたのは私だけだろうか… (9月10日 14時) (レス) @page2 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - 素敵なリクエストありがとうございます!続編、楽しみに心待ちしています🌻(*´▽`*) (9月9日 22時) (レス) id: 76ac922bd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nami☆ | 作成日時:2023年8月29日 20時