小話 おしゃれ大作戦〜白澤〜 ページ37
貴女「白澤さん!さすがにソレはないよ!」
ある晴れた休日のこと、Aの声が響いた
白澤「えー、なんでー?」
貴女「さすがにそのキャンプみたいな山登りみたいなカッコはないと思うよ!」
白澤の私服センスは…なんとも言えない
中年男性がハイキングに行くような格好なのだ
貴女「…よし決めた、今日は私が見立てます!」
白澤「コレも悪くないと思うんだけど…Aちゃんがやってくれるなら任せるよ〜」
数分後…
貴女「よし、できた!」
鏡にはなかなかにイケてる男がひとり…
まるでどこかのタレントのようだ
白澤は元がいいので整えれば鬼灯に負けない男前だ
白澤「わぁ…これが僕?」
自分の姿にぽかん、とする白澤
貴女「今日は頑張ったよぉ」
ふぅ、と汗を拭うA
白澤「わーい!ありがとー!よし、今日はコレで行こう!」
早く行こうよ、と待ちきれない様子でAを引っ張る白澤
はいはい、と言いながらも嬉しそうなA
しかし、これが思いもよらぬ事態を招くことに…
それは、町についたあとのこと…
少し席を外して戻ると、白澤が囲まれていた
女性1「あなた、どこの方?」
女性2「ねぇ、お茶しない?」
男性1「君、モデルに興味ない?」
まぁ〜色んな人が彼を取り囲み、わいわい言っている
逆ナンやらカメラマンやら、色々だ
まんざらでもなさそうな白澤、
困っちゃうなぁ、と笑っている
貴女「…これはマズイ…」
Aは慌てて人混みをかきわけ、
その人連れなんです、と言いながら白澤に近づく
やっと彼にたどり着き、手を引いてその場を後にする
…女性たちの恨めしそうな視線は気にしないでおこう
何とか人のいないばしょに来た二人
貴女「ふぅ…ここまで来れば…」
白澤「何そんなに焦ってるの?」
ふと見れば、ニヤニヤしながらこちらを見る白澤
妬いた?とでも言いたげだ
貴女「…焦ってない、ただ次からは山登りみたいなのでもいいかなって」
白澤「ふふふ、僕が目立つと困るんでしょ〜」
貴女「…さあね」
白澤「また見立ててくれる?今日の、デートみたいで楽しかったし」
貴女「でっ…!?…まぁ、いいよ、今度は人の少ない所でね」
白澤「もう〜♪焦ったなら焦ったって言えばいいのに♪」
貴女「焦ってないって」
素直じゃないんだから、と笑う白澤
イケてる男は何着ても似合う、
と彼が言っていたのはあながち間違ってない、
と思うAだった
今回はおしゃれ
侮りがたし、白澤さん
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NIKO - 白澤様…新たな扉開きましたね☆ (9月20日 14時) (
レス) @page28 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
Nami☆ - NICOさん ありがとうございます！50話か…まだ書けそうだな…頑張ります！ (9月13日 15時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
NIKO - 占ツクは1つにつき50話作れますよ！ (9月13日 7時) (レス) @page22 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
なら - 嫌いと言ってみたのやつで、茄子の"創作活動"が違う方向に聞こえたのは私だけだろうか… (9月10日 14時) (レス) @page2 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - 素敵なリクエストありがとうございます!続編、楽しみに心待ちしています🌻(*´▽｀*) (9月9日 22時) (レス) id: 76ac922bd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nami☆ | 作成日時：2023年8月29日 20時
