小話 とばっちり〜白澤〜 ページ35
バシンッ…
肌を打つ音が部屋に響いた
床に倒れるA
殴った女性は怒りのまま部屋を出ていった
桃太郎「あぁっ、Aさん大丈夫ですか!?」
貴女「…大丈夫、でもまただよ…私と白澤さんは何もないってのに」
叩かれた頬を押さえ、よいしょ、と身を起こすA
桃太郎が、冷やしたタオルを渡してくれた
Aはそれを礼を言って受け取り、頬を冷やす
桃太郎「これで何回目ですかね…Aさんがとばっちり受けるの」
貴女「…、ざっとニ十回は超えてる」
何の話かというと、白澤が連れ込む女性がAを彼の愛人と勘違いして
その怒りを彼女に向けるのだ
貴女「しかし、この辺の人はヤキモチ焼きでいけない」
桃太郎「(いや…Aさんがマイペースすぎるだけかと…)」💧
桃太郎が内心でツッコんだとき、白澤がやってきた
桃太郎「白澤様、またAさんぶたれたんですけど?」
白澤「あ…!ごめんねAちゃん、大丈夫?さっきの子でしょ?」
貴女「うん…でも何でだろう?私はただの従業員なのに」
白澤「じ、実は…」
青ざめながら話す白澤
彼の話によると…
少し前に、彼は先程の女性と話の途中、
うっかりAの話をしてしまい、
嫉妬した女性が彼の話を聞かずにAを叩いたそうだ
なら今までの原因も…
桃太郎「原因アンタかよ!巻き込まれる側にもなってみろ!!」
貴女「まぁまぁ…あ、時間だ」
タオルを置き、
外にいるうさぎたちを中に入れるため外に出るA
すると少しして、外から悲鳴が聞こえた
急いで出てみると、
先ほどの女性が複数の女性と共にAを取り囲み、
殴っているではないか!
女性1「アンタがいるから白澤様は!」
女性2「馴れ馴れしいのよ、何なのアンタ!」
実はこの女性たち、全員Aを殴った人たちである
白澤は思わず駆け出し、Aをかばった
白澤「君たち、恨みがあるのは僕でしょ!?僕ならいくらぶってもいい、この子を巻き込まないで!」
その彼に、女性たちはそそくさと去っていった
気がつくと、彼のベッドの上だった
手当てもされている
白澤「…!Aちゃん、気がついた?」
貴女「…白澤さん…」
白澤「…ごめん、僕のせいで…」🥺涙目
貴女「ううん、でも何で私の話を…」
白澤「…つい、好きな人の話しちゃって」
貴女「…それって…」
白澤から告白され、それを受け入れたAだった
今回は従業員な貴女です
男前な白澤さん
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NIKO - 白澤様…新たな扉開きましたね☆ (9月20日 14時) (
レス) @page28 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
Nami☆ - NICOさん ありがとうございます！50話か…まだ書けそうだな…頑張ります！ (9月13日 15時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
NIKO - 占ツクは1つにつき50話作れますよ！ (9月13日 7時) (レス) @page22 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
なら - 嫌いと言ってみたのやつで、茄子の"創作活動"が違う方向に聞こえたのは私だけだろうか… (9月10日 14時) (レス) @page2 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - 素敵なリクエストありがとうございます!続編、楽しみに心待ちしています🌻(*´▽｀*) (9月9日 22時) (レス) id: 76ac922bd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nami☆ | 作成日時：2023年8月29日 20時
