小話 耳のタコ〜鬼灯〜 ページ34
貴女「ちょ、鬼灯さんッ…!」
鬼灯「任せなさい、いいから任せなさい」
Aを抱きしめ、モゾモゾする彼女にそうささやく彼
事の発端は数十分前…
鬼灯とAは仕事をしていた
そのとき、耳を搔いていたAが「イテッ」と声を上げた
見ると指に血が…
切ったわけではなさそうだ
貴女「あー、耳のタコいじってたら血ィ出ちゃったよ」
ティッシュで耳の血を押さえるA
鬼灯「それはいけません、私が止めます」
そう言ってAに近づき抱きしめる鬼灯
何をするのかと思えば…耳をなめ始めたではないか
そうして冒頭のアレである
貴女「ほ、鬼灯さん、もういいって…」
鬼灯「まだです、止まってませんよ」
そう言ってまだ耳をなめる鬼灯
クチュ…クチュ…👅
正直、音がエ□いのでもうやめてほしい
だがまだやめる気配のない鬼灯
それどころか甘噛みさえしている
貴女「ちょ…カミカミだめ…」
鬼灯「…嫌なんですか?」
貴女「イヤじゃないけど…恥ずかしいっていうか…誰かに見られたら…」
鬼灯「見せつけてやればいいんですよ」
貴女「(絶対この人狙ってやってる…!)」
完全にイチャついてるようにしか見えないこの状況
事実、茄子と唐瓜が遠巻きにそれを見ていた
しかも赤面して
Aが開放されたのは、閻魔大王が来る少し前だった
鬼灯「さながら吸血鬼の気分です」
耳をなめるだけなめて満足げな鬼灯
ぺろりと唇をなめる姿は色気しかない
貴女「…そ、そりゃ良かった、ね…」
鬼灯の行動に疲れまくったA
その彼女に、鬼灯はささやいた
鬼灯「…今夜、私の部屋へいらっしゃい」
貴女「…!」
彼の言葉の意味に気づき、赤面するA
しかし、その夜には彼の言葉に従い部屋に向かっていた
そして、甘い夜になるのだった…
今回はこんな感じです
めちゃ短い!
そして鬼灯さんヤバい!
貴女限定でって感じです
56人がお気に入り
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NIKO - 白澤様…新たな扉開きましたね☆ (9月20日 14時) (レス) @page28 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
Nami☆ - NICOさん ありがとうございます!50話か…まだ書けそうだな…頑張ります! (9月13日 15時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
NIKO - 占ツクは1つにつき50話作れますよ! (9月13日 7時) (レス) @page22 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
なら - 嫌いと言ってみたのやつで、茄子の"創作活動"が違う方向に聞こえたのは私だけだろうか… (9月10日 14時) (レス) @page2 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - 素敵なリクエストありがとうございます!続編、楽しみに心待ちしています🌻(*´▽`*) (9月9日 22時) (レス) id: 76ac922bd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nami☆ | 作成日時:2023年8月29日 20時