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小話 肩ズン〜鬼灯、白澤〜 ページ33

それは、ある日のこと…


鬼灯とAと白澤は一緒にいた


白澤「あのさぁ…何でお前までいるわけ?ここは僕とAちゃんの二人きりだろ」

鬼灯「私がいるのは自由でしょう、それに貴方とAさんを二人きりになんてさせませんよ」

白澤「お前仕事があるんだろ、早く行け」

鬼灯「貴方こそ、桃太郎さんが待ってますよ早く行け」

貴女「(あー、また始まった…)…あの、私を挟んでモメないでよ…」

白澤「あぁごめんね、早くコイツどかすから」

鬼灯「貴方がどきなさい、Aさんが困ってるでしょう」

白澤「お前が困らせてんだろッ!」

貴女「わぁっ!」


突然の大声に思わず驚くと、白澤がごめん、と謝った


鬼灯「まったく、いきなり大声上げるんじゃありませんよ」

鬼灯の言葉に、ぐぅ…と押し黙る白澤



そんなことが続いたあと、

しばらくしてAは肩に重みを感じた


見ると、鬼灯がAの肩を枕に寝ている

いわゆる肩ズンだ


貴女「(鬼灯さん、お疲れかな?ま、起きるまでしばらくは…)」


そう思っていると、反対の肩にも重みがかかった

見ると、白澤も肩ズンで寝ているではないか


貴女「(…えぇっ、ちょ、待っ…!起きるまでこの状況!?)」


なかなかに顔の整った二人に肩ズンされてるこの状況…

心臓バックバクには十分すぎた


しかもズリ落ちそうになって背中を支えると、

頭がさらに接近して顔が近くなる


おまけに寝息まで近いのでなおさら心臓に悪い


一人あわあわするA


鬼灯「…Aさん…」

白澤「…ダメ、僕と一緒…」

貴女「(…ちょ、勘弁して…)」


二人が早く起きるよう祈っていると、

そこに茄子と唐瓜、大王がやってきた


茄子「あー!鬼灯様Aさんに肩ズンしてるー!」

唐瓜「バッカ、茄子!」

大王「おや、これは…」

貴女「(…なんというタイミング…)」汗

大王「Aちゃんもスミに置けないねぇ」


そう言って、微笑む大王


貴女「…からかわないで下さいよ」

唐瓜「(この状況で、取り合いされてるのに気づかないのもスゴいけどな…)」


しばらくして、二人は目を覚ました


鬼灯「…すいません、寝心地が良かったもので」

白澤「ふあぁ…Aちゃんの夢見てたよ」

貴女「頭、スッキリした?」

鬼灯「はい、おかげさまで」

白澤「午後の仕事頑張れそう」


そのあと迎えに来た桃太郎

その後、これを思い出しては赤面するAだった



今回は肩ズンです
赤面事案です

小話 耳のタコ〜鬼灯〜→←小話 煽ったのは…〜鬼灯〜



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NIKO - 白澤様…新たな扉開きましたね☆ (9月20日 14時) (レス) @page28 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
Nami☆ - NICOさん ありがとうございます!50話か…まだ書けそうだな…頑張ります! (9月13日 15時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
NIKO - 占ツクは1つにつき50話作れますよ! (9月13日 7時) (レス) @page22 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
なら - 嫌いと言ってみたのやつで、茄子の"創作活動"が違う方向に聞こえたのは私だけだろうか… (9月10日 14時) (レス) @page2 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - 素敵なリクエストありがとうございます!続編、楽しみに心待ちしています🌻(*´▽`*) (9月9日 22時) (レス) id: 76ac922bd7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nami☆ | 作成日時:2023年8月29日 20時

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