検索窓
今日:1 hit、昨日:102 hit、合計:27,292 hit

小話 連れて帰りたい(クロスオーバー) ページ31

それは、ある日のこと…


鬼灯はある場所に向かった

目玉模様のある建物が立ち並ぶ不思議な場所…

妖魔界、というこの場所を治める王に会うためだ


ひときわ大きな赤い建物に入る鬼灯

その一番奥の部屋に、その人たちはいた


?????「おっ、鬼灯!」

鬼灯「お久しぶりです、“こちらの”エンマ様」


鬼灯が挨拶した相手は、逆立った金髪に赤みがかった肌の、赤い服を着た男性

何を隠そう彼は、この妖魔界の王、エンマ大王である


ちなみに隣にいる長い銀髪の男性は、

お付きのぬらりひょんである


エンマ大王「最近どうだ?そっちは」

鬼灯「さして大きな変化はありません。亡者はたまに逃げ出すしウチの方の閻魔大王はサボるし…」

エンマ大王「ははは…大変だなお前も」

ぬらりひょん「大王様も、少し前までそうでしたけどね」

エンマ大王「それ蒸し返すなよ〜」


どうやら彼もやんちゃしていたようだ

色々話しているとき、そこに一人の女性がやってきた


??「大王さま〜、荷物…」


彼女はそう言いかけ、鬼灯に気づくと止まった

ぬらりひょんが荷物を受け取る


??「…?お客さん?」

エンマ「お、Aおかえり。鬼灯、こいつはA、オレんとこで暮らしてる」

鬼灯「…?妖魔界に人間は住めないはずでは?」

エンマ大王「あ、そっか、A、いつもの姿」

貴女「うん」


そう言ってAは光り出し、姿を変えた

そこには、桃色のネコのような姿があった


鬼灯「!」

エンマ大王「色々事情があってな…妖怪にしたんだ」

鬼灯「…抱っこさせていただいても?」ウズウズ

エンマ大王「(…そういやこいつ動物好きだったな…)A、いいか?」


Aが頷き、鬼灯に身を預ける

彼がそっと撫でてみると、細かな体毛の感覚がした

Aと目が合い、しばし見つめる


鬼灯「…連れて帰りたい」ボソッ


鬼灯が思わず呟く

それをエンマ大王は聞き逃さなかった


エンマ大王「おいおい、持ち帰りは困るぜ」苦笑


彼の言葉にハッとする鬼灯


鬼灯「…すいません、ですがお写真だけでも…」

エンマ大王「あぁ、それなら…」


彼の許可をもらい、携帯でAの姿を撮る鬼灯


その後閻魔庁に戻ったのち、携帯の写真をパワーにして仕事を片付ける彼

妖魔界に行く際、

彼女を目当てにしていることは

エンマ大王にもバレバレなのであった




今回は混合です
鬼灯・妖怪ウォッチ・ポケモンです

貴女は妖怪ウォッチ側です
混合好き

小話 煽ったのは…〜鬼灯〜→←小話 ダダっ子白澤〜白澤、鬼灯〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
56人がお気に入り
設定タグ:鬼灯の冷徹 , 反応集 , 短編集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

NIKO - 白澤様…新たな扉開きましたね☆ (9月20日 14時) (レス) @page28 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
Nami☆ - NICOさん ありがとうございます!50話か…まだ書けそうだな…頑張ります! (9月13日 15時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
NIKO - 占ツクは1つにつき50話作れますよ! (9月13日 7時) (レス) @page22 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
なら - 嫌いと言ってみたのやつで、茄子の"創作活動"が違う方向に聞こえたのは私だけだろうか… (9月10日 14時) (レス) @page2 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - 素敵なリクエストありがとうございます!続編、楽しみに心待ちしています🌻(*´▽`*) (9月9日 22時) (レス) id: 76ac922bd7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Nami☆ | 作成日時:2023年8月29日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。