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小話 ダダっ子白澤〜白澤、鬼灯〜 ページ30

それは、ある日のこと…


Aは桃源郷に薬を買いに来ていた

そこで、桃太郎と話をしていた


貴女「でね、鬼灯さんが…」

桃太郎「あー、確かに…」

白澤「……あのさぁ…」


わいわいと話していると、白澤が声をかけてきた

心なしか不機嫌そうな顔をしている


白澤「…なんでさっきからアイツの話ばっかなの?桃タロー君もノッてるし…」

桃太郎「え?えっと…」

貴女「かっこいいし、ギャップもあるし、って話」

白澤「…まさか、Aちゃんまでアイツ派なの?」

貴女「え?まぁどっちかと言えば…」

白澤「…ヤダ」


Aがそう言うと、白澤が小さく震え、呟いた


貴女「?」

白澤「ヤダヤダヤダ!Aちゃんまでアイツに取られんのヤーダーーッ!!」😫

急にジタバタして叫ぶ白澤

桃太郎「(うわー…神獣のダダ)」

貴女「お、落ち着いて!白澤さんのこと嫌いなわけじゃないよ!」

白澤「え、ホント?」ピタッ

貴女「うん、女遊び激しいのも、らしくていいんじゃないかな」

桃太郎「じゃあ…」

貴女「鬼灯さんは、この人についてこうって気がするの…なんていうか…カリスマ?」

桃太郎「あー、なんか分かる」


桃太郎がそう言ったとき、声が聞こえた


??「Aさん、その神獣を甘やかしてはいけませんよ」


見ると、鬼灯がそこにいた

鬼灯「遅いと思って来てみれば…桃太郎さんとダベってる上に神獣のダダの相手ですか。帰りますよ」


そう言ってAの手を引く鬼灯

白澤は負けじとAの反対の手をつかむ


白澤「ダメ!Aちゃんに僕の良さを分かってもらうの!」

鬼灯「貴方にはたくさんの女性がいるでしょう、Aさんをその中に入れないで下さい」

白澤「Aちゃんは今までで初めてのタイプなの!」

鬼灯「だから入れんなっつってんだろ」


思わず敬語が取れる鬼灯


貴女「あ、白澤さん…そろそろ帰らなきゃ、仕事あるから」

白澤「え、そうなの?また来てね、今度は薬膳でも作るよ」

貴女「ありがと、じゃあまた」


白澤に手を振り、鬼灯と共に帰るA

その背を見送り、ため息をつく白澤


白澤「…はぁ、Aちゃんに何か手伝ってもらいたいな」

桃太郎「(白澤様…下心丸見えですよ)」


地獄に帰った二人

仕事を片付けていると、鬼灯が言った


鬼灯「Aさん、…私がもっと夢中にさせますからね」

貴女「は、はい…」


威圧感よりもその色気に当てられたAだった



今回はこんな感じです
取り合いになってる?

小話 連れて帰りたい(クロスオーバー)→←小話 あなたはどこに〜鬼灯〜



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NIKO - 白澤様…新たな扉開きましたね☆ (9月20日 14時) (レス) @page28 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
Nami☆ - NICOさん ありがとうございます!50話か…まだ書けそうだな…頑張ります! (9月13日 15時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
NIKO - 占ツクは1つにつき50話作れますよ! (9月13日 7時) (レス) @page22 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
なら - 嫌いと言ってみたのやつで、茄子の"創作活動"が違う方向に聞こえたのは私だけだろうか… (9月10日 14時) (レス) @page2 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - 素敵なリクエストありがとうございます!続編、楽しみに心待ちしています🌻(*´▽`*) (9月9日 22時) (レス) id: 76ac922bd7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nami☆ | 作成日時:2023年8月29日 20時

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