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小話 あなたはどこに〜鬼灯〜 ページ29

それは、ある日のこと…

閻魔大王の誘いで、衆合地獄で飲み会があった


最初は普通に呑んでいた鬼灯だったが、

白澤と桃太郎が来たため少し不機嫌になった

それを見たAが鬼灯に酒を注ぐ


すると、白澤が言った


白澤「あーっ!お前なにAちゃんにお酌してもらってんの!Aちゃん、こっちもおねが〜い❤️」


甘えた声で言う白澤に、苦々しげに鬼灯が言う


鬼灯「自分で注げ」

白澤「お前には言ってないだろ!」

貴女「まぁまぁ…」


喧嘩する二人をなだめつつ、お酌するA

なりゆきでAも呑むことになったが、

少しして意識がふわふわし始めた


貴女「うーん…眠い…」

鬼灯「Aさん大丈夫ですか?寄りかかっていいですよ」

貴女「あ、ありがと、ごじゃいましゅ…」


完全に酔っているAは鬼灯に甘え始めた


白澤「あっ!お前いい思いしやがって!」


やいのやいのと言い合う声を聞きながら、

うとうととまどろむA


しばらくして目を覚ますと、鬼灯がいない


貴女「…鬼灯さん…どこ…?」


いくら見回しても、鬼灯がいない


まさか置いてかれた…?


次第に不安になってくるA


貴女「っ……置いてかないでぇ…」


じわり、と涙目になるAを見て、大王が慌てて駆け寄る


大王「あぁ、大丈夫、ちょっとトラブルがあってね、鬼灯くんそっちに行ってるだけだから、すぐ戻るよ」

貴女「…ほんと?」

大王「ほんと。だからちょっと待ってようね」


優しく言う大王

Aは不安を感じつつ、待ってみることにした

叫喚地獄でのトラブルを解決した鬼灯たちが店に戻ると、

閻魔大王がAに寄り添っていた


大王「ああ、鬼灯くん、Aちゃんさっき起きたんだけどまた寝ちゃったみたい」


見ると、先ほど鬼灯が座っていた座布団の

はじっこを握って寝ている


鬼灯「(か…かわいすぎる)」


内心悶えつつ、Aを抱える鬼灯

白澤が騒ぐが無視だ


鬼灯「さあ、Aさん帰りますよ」

貴女「んー…鬼灯しゃん…」


彼の声とぬくもりに安心したのかすり寄るA


貴女「鬼灯しゃん…好きぃ…」

鬼灯「(あぁ…それがしらふなら良かったのに。今日のこと覚えてないだろうな…)」


そう思いつつ、それが酒による本音だと嬉しくなる鬼灯


部屋に連れ帰り、

Aに優しくキスを落としたのち眠りにつく


後日告白し、正式に恋仲になった


ベースのお話は第一期の酒飲みの話です

小話 ダダっ子白澤〜白澤、鬼灯〜→←小話 お仕置き〜白澤〜(❈)



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NIKO - 白澤様…新たな扉開きましたね☆ (9月20日 14時) (レス) @page28 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
Nami☆ - NICOさん ありがとうございます!50話か…まだ書けそうだな…頑張ります! (9月13日 15時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
NIKO - 占ツクは1つにつき50話作れますよ! (9月13日 7時) (レス) @page22 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
なら - 嫌いと言ってみたのやつで、茄子の"創作活動"が違う方向に聞こえたのは私だけだろうか… (9月10日 14時) (レス) @page2 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - 素敵なリクエストありがとうございます!続編、楽しみに心待ちしています🌻(*´▽`*) (9月9日 22時) (レス) id: 76ac922bd7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nami☆ | 作成日時:2023年8月29日 20時

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