小話 お仕置き〜白澤〜(❈) ページ28
桃太郎「はぁ…」
ある日、桃太郎のでかいため息が出た
その原因は…
白澤「ねぇねぇ、今夜ひま?」
…いつものことながらこの上司は…
するとそこにある人がやってきた
貴女「あ、桃太郎くん」
桃太郎「あ、Aさん、ちょうど良かった、アレ何とかなりませんかね?」
貴女「あぁ、いつものアレね」
桃太郎「そうなんです…ひとつ、お仕置きでもしてやって下さい」
貴女「いいよ、ただ…コソコソ」
桃太郎「あ…はい」
そう言うとAは白澤に近づいた
白澤「あ、Aちゃ〜ん!来てくれたのぉ〜?」
貴女「うん、ちょっとお部屋で…」
Aと白澤が部屋に行ったのち、桃太郎も自室に戻る
♥♥♥♥♥
すると少しして、会話が聞こえてきた
白澤『ちょ、Aちゃん?これは一体…』
桃太郎「(あ、始まったかな?)」
壁の向こうから、白澤の困惑した声が聞こえる
桃太郎「(多分このあと悲鳴とか聞こえるんだろうな…)」
まぁ仕方ないけど、とぼんやり思う桃太郎
しかし聞こえてきたのは、想像と違った
白澤『あ、…ちょ、そんな…あぁっ』
桃太郎「…?」
それは、悲鳴というより…
白澤『やっ…あぁ…だ、めぇっ、そんな…ぁんっ』
桃太郎「(…!?Aさん一体何を!?まさか、あの時の意味って…!)」
そう、先程彼女は彼にこう言った
貴女『部屋から何が聞こえても気にしないでね』
てっきり悲鳴が聞こえてくると思った彼、その声に赤くなる
白澤『だめっ…僕、もう…あぁ〜っ…!』
その声が聞こえたのち、静かになった
♥♥♥♥♥
桃太郎「…あ、終わったのかな?」
そっと部屋を出て様子を見る桃太郎
すると、Aが部屋から出てきた
桃太郎「あ…あの、Aさん?」
貴女「しーっ、白澤さん疲れて寝ちゃった」
桃太郎「(…今の感じは寝たというより気絶…)」💧
貴女「痛いお仕置きはしたくなかったから…地獄じゃないし」
桃太郎「(優しいけどそれはそれですごいな…)」
貴女「…あ、このことは鬼灯さんには内緒だよ」
怒るだろうから、と彼女は付け足し、じゃあね、と帰った
Aが帰ったのち、そっと白澤の部屋を覗いてみると、ちゃんと布団をかけてあった
次の日目を覚ました白澤
昨日のことを思い出し赤くなるもまた受けてもいいと、もじもじしながら言う彼
どうやら逆効果のようだ、と呆れる桃太郎だった
今回はこんな感じです
攻め主にしてみました
白澤さんは攻められ慣れてない感じ?
56人がお気に入り
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NIKO - 白澤様…新たな扉開きましたね☆ (9月20日 14時) (レス) @page28 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
Nami☆ - NICOさん ありがとうございます!50話か…まだ書けそうだな…頑張ります! (9月13日 15時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
NIKO - 占ツクは1つにつき50話作れますよ! (9月13日 7時) (レス) @page22 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
なら - 嫌いと言ってみたのやつで、茄子の"創作活動"が違う方向に聞こえたのは私だけだろうか… (9月10日 14時) (レス) @page2 id: 08cb701c31 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - 素敵なリクエストありがとうございます!続編、楽しみに心待ちしています🌻(*´▽`*) (9月9日 22時) (レス) id: 76ac922bd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nami☆ | 作成日時:2023年8月29日 20時