爆豪激推しオタクがヒロアカの世界に転生したので推し活に専念する話 (ページ43)

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なにか足りないページ43

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平和の象徴がいなくなった

混沌の時代の突入

ヴィラン連合の親玉であるオールフォーワンを捕らえ、さらわれた雄英生1人を取り戻せたものの、

もう1人はいずれも行方不明

NO.1ヒーローのオールマイトが引退

素直に喜べる状況ではなかった

そして＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

｢＿＿＿＿＿＿あいつ……俺を人質にとられて従うしかなかったんだ………!

俺がバカみてぇに寝てる間に………!!｣

Aは俺のことになると暴走する

昔からずっとずっと変わらねぇ

どこどう考えたらそんな思考回路に陥るのか全くわからない

いつもあいつの優しさが俺の心をざわつかせる

｢＿＿＿＿そうか……

だけど、君だけでも取り戻せてよかった……｣

オールマイトはそう言って微笑みかける

俺が弱いせいでオールフォーワンと戦って、

引退まで追い込んでしまったのに

俺が弱いせいで＿＿＿＿＿＿＿＿＿

Aがヴィランに捕まったのに…………!!!!!

拳を固く握りしめる

最後にみせたAの顔が頭から離れない

｢＿＿＿＿＿＿＿ごめんね｣

優しく笑ったA

悲しみと安堵の混ざったような表情だった

それを思い出すだけで悔しさが込み上げる

オールマイトと別れて、1人帰路につく

ここにAがいれば＿＿＿＿＿

『かっちゃん!!!アイス奢るから顔触らせて！』

『かっちゃんかっちゃん!今日の君のラッキーカラーは黒らしいよ！

ほら！私の頭撫でて!!!黒いでしょ!!??ね??』

『＿＿＿＿式はどこで挙げますか？

やっぱ海の見える綺麗な式場でやろう??

あぁぁかっちゃんのウェディングドレス姿とかめっちゃ楽しみぃぃぃ!!』

『かっちゃぁぁぁん!!!』

普段はうるさくて、頭のおかしいただの幼なじみだった

別にいなくなってもどうでもいいと思ってた

思ってたはずなのにな＿＿＿＿＿＿＿＿

｢＿＿＿＿＿＿どうしてこうも違うんだよ……｣

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