爆豪激推しオタクがヒロアカの世界に転生したので推し活に専念する話 (ページ27)

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かっちゃんは私の嫁だよ？ページ27

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｢桜ちゃんってすごいよねー！可愛いし、個性も強いなんて！｣

｢そんなことないですよ……戦闘じゃ足手まといでしかないし……｣

｢大丈夫ですわ！私達が守ってあげますもの!｣

｢ほんとですか?心強いなぁ……!｣

今日から転入してきた桃咲はすっかりクラスの人気者だ

謙虚で健気で、素直、しかも美少女

人気にならないわけないか

｢＿＿＿＿あの、体育祭で優勝した爆豪さんって知ってますか？｣

不意に桃咲が女子達に質問をする

｢もちろん!爆豪さんなら…あそこで昼食を食べていらっしゃいますね｣

｢ありがとうございます！ちょっと話したいことがありまして｣

すっ、と立ち上がるとかっちゃんのもとへ駆けていった

私はそれをボケーッと眺めていたのだが……

｢Aちゃんどうしたの？さっきからボーッとして…｣

お茶子ちゃんが心配そうに眉をへの字にする

｢確かに、いつもならハイテンションで『あとで一緒にかっちゃんの筋肉触りにいかない!!??お願い!!君ならいけるかも！』とかいいそうなのに……｣

｢うわめっちゃいいそうだ……｣

響香ちゃんが的確な指摘をしてくる

｢＿＿＿＿＿ねぇみんな｣

私はかっちゃんと桃咲がなにか話しているのをじっと見つめながら、ある考えに至る

｢みんなはイケメンで逆ハーしたい？｣

｢｢＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ん?｣｣

しまった、ここは純粋無垢な女の子しかしなかったや

轟、かっちゃんは原作でトップを争う人気キャラクターだ。

イケメンだし

夢小説とか見ていると、逆ハーもの、しかも轟、かっちゃんから狙われる～みたいなお決まり展開がよくある

それが彼女の目的だったり？

A組に来たのだって、先生となにかしらの関係を持って特別枠に入れてもらったに違いない

ただ逆ハーされたいならいい

しかし、そこにかっちゃんが入るなら＿＿＿＿＿

私はあいつの敵だ

｢＿＿Aちゃん……殺気が……殺気が漏れてるよ…｣

｢お、落ち着いてください！桜さんは爆豪さんと話をしているだけですよ!｣

んなわけあるか

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(かっちゃんを落としにいくたぁ、ぜっ殺)