爆豪激推しオタクがヒロアカの世界に転生したので推し活に専念する話 (ページ11)

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あのコスチュームなんとかならん？ページ11

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｢学級委員ねぇ……｣

私は昼食のチャーハンをモグモグさせながら、小さく呟いた。

学級委員=雑用係ってイメージしかなかったから、なろうとは1ミリも思わなかったけど、みんなは違うみたい。

私の天使すらも挙手していた
(もちろんわたしはそちらに投票した)

結果、授業中になかなかかっちょいい活躍をしたデクが学級委員に、八百万百が副学級委員になった。
(オールマイトの授業だったんだけど、私はかっちゃんのヒーローコスチュームがヤバすぎて失神してしまった)

｢それにしても、重音さん大丈夫ですの？急に失神なされて……｣

ヤオモモこと八百万さんが心配そうに見つめてくる。

原因であるかっちゃんは他の男子とモグモグタイムだ。私の天使であるかっちゃんの友だちの邪魔をするのは気が引けた。

｢大丈夫じゃなかったよあれは、目が爆散しちまうとこだった｣

私は神妙な顔をして、事実を伝えた

｢Aちゃんは爆豪君のことが大好きなんだよね！｣

そこに、お茶子ちゃんが乱入

｢まじで？あんた結構すごいね！｣

響香ちゃん……それは一体どういう意味ですか

そんなこんなでｷｬｲｷｬｲやっているその時、

ﾋﾞｨｨｨｨｨｨｨﾋﾞｨｨｨｨｨｨｨ

けたたましい音が食堂に流れた

＿＿＿＿＿＿＿そういえば、今日か

いろいろあってすっかり忘れていた。

原作通り辺りは騒然とし、右へ左への大騒ぎだ。
大勢の人の波に非力な私では敵うはずもなく、私は食堂の外に吐き出された。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ﾊｯｯｯｯかっちゃんはどこだ！?

もしかしたら、あの日の電車みたく、ラッキーお触りできるかもしんない！

私は急旋回して、かっちゃんを探しに行こうとする。

でもまぁ、現実はそう甘くないわけで、

｢おっとととぉっっ!!??｣

やべぇ!転ぶ＿＿＿＿＿＿＿＿!

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｢大丈夫か｣

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おっふ…………

私はなんとか転ばずに済んだようだ