飽き性な彼はある意味オタク気質【wrwrd!】【男主】

｢美味くない｣ ページ14

side……ut＿＿


『あ〜〜書類やりたくねぇ〜〜…』


トントンから逃げてきて、只今喫煙室。


えっ、すぐバレるんじゃないか?
あっまいなぁ〜。


僕一応喫煙室には数回しか逃げてないんよね。
普段は街の方に逃げてるから。
まぁ毎回捕まるけど。


だから今回は思考を変えて、城の中でやり過ごそうと思います！！


喫煙室だからタバコを合法的に吸えるし、逃げてよかった〜〜。


『……はぁ、誰か手伝ってくれたらなあ…。
例えば…』


コネシマは｢代わりに弱みな?｣とか言いそうやし。
ゾムさんは対価が恐ろしいし。
トントンに報告したら漏れなく書類全捌きコースだし……


『あっ、そーや。
A君に頼めば手伝ってくれるk……


あ、そうやった。A君、今は城居らんのやった。』


一昨日に出ていった、A君。
なんだかんだ言いながら手伝ってくれたんよなぁ…。
飽きでどっか行かれた事何回もあるけど。


……でも、そこがA君のいい所なんよな。
飽きたら内ゲバ、なんて考えやなくて
飽きたらまた別の案を出してくるんだから。


頭の回転が早いこって。


『……なんや、A君に俺、頼りすぎとったなぁ…。


いつもは美味いんに、煙草も美味くないし。


……なんか気分変わった。今日はちゃんと書類やるか！』


A君は素だけど、俺は無理やり気分を変えて、部屋に戻る。


ちなみにこの後もう1回逃げようとしたけど捕まった。

感謝とか色々　本編×→←『出会った頃』

ラッキーメンバー

os｢俺めう!一緒にお菓子食べようめぅ♪｣

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す