30話 ページ32
Aside
え、何...?
なになになになになになになになになに
少しパニック状態になり、野菜を炒める手が硬直してしまう。
「れ、零さんなにをッ.....?」
「次は、おでこと腕と手首,鎖骨じゃな」
(後は、唇だけじゃ...♪)
言葉の意味が分からずまた混乱してしまった
きっ、キスする箇所に意味なんかあるのか
僕は唇以外のキスの意味なんかしらない
でも、流石に唇にはされないよな
唇以外のキスなら特に意味を深く考えない様にしよう。
何だか悪寒がした気がする
「邪魔してすまんのう、では戻るとするかの」
「は、はひぃッ...!」
何だったんだろう、一体
とりあえず...気にせず料理を作ろう
◆◇◆
...。
ハヤシをかけてっ...完成!
少し時間が掛かってしまった...。
早くお皿運ぼう
「おまちどうさまです」
「おぉ、美味しそうじゃ」
テーブルにコトリと作った料理を置く
「召し上がれ」
「では早速いただくとするかのう」
零さんがもぐもぐと食べ始める
かわいい...けどやっぱりかっこいい
かなり美形だ
美味しそうに食べる零さんを見て自然と口角が上がる
「あ、A君ジッと見られていると食べづらいのじゃが...」
「_____ッあ、すみません」
見つめ過ぎたみたい
「いや、怒ってはおらんよ」
「そういえば、Aくんや」
「この学院の現生徒会長には会ったか?」
「...?いいえ、まだ」
「ここの『皇帝様』には気を付けた方がいいぞい」
「くれぐれも、機嫌を損ねない様に...な」
「はい」
意味は分からなったが、とりあえず曖昧に適当に返事をする。
「まぁ、他の狼達にも気をつけるんじゃな」
「油断して無防備な姿でいると食われるぞい」
「我輩、A君が心配じゃよ」
「...?はい、心配して下さってありがとうございます零さん」
狼?
ここの学院では狼飼ってたりするの?
よく男性の事を『狼』って揶揄してたりするけど
僕は女でもないからなぁ
たぶん『そっち系』ではないよな
◆◇◆
...。
「ふぅ、満腹じゃ...♪」
「かなり、美味だったぞいA君」
「喜んでいただけた様で良かったです」
「うむ、大変気に入った」
「お主に祝を与えてやろう」
「_____えぁッ...?」
『チュッ』
綺麗な手を伸ばし、前髪を退かされ
おでこにキスをされる
あ
この意味は知ってたわ
『祝福。』
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へびりゃりゃりゃ(プロフ) - 視力低下中さん» はい!時系列等ございましたらこの先、もう少し先になっても全然大丈夫ですので宜しくお願いします🙏🏻希望を聞いて下さりありがとうございました…! (2021年10月27日 21時) (レス) id: 2f41988f52 (このIDを非表示/違反報告)
視力低下中 - こんな私でよろしければ、返信遅くなって申し訳ありません (2021年10月27日 17時) (レス) id: 0c6f60fe97 (このIDを非表示/違反報告)
視力低下中 - tubinさん。お話全然構いませんよ (2021年10月27日 17時) (レス) id: 0c6f60fe97 (このIDを非表示/違反報告)
視力低下中 - へびりゃりゃりゃさん。ありがとうございます!把握致しました。Eden辺りでよろしいでしょうか? (2021年10月27日 17時) (レス) id: 0c6f60fe97 (このIDを非表示/違反報告)
tubin - 少しお話していきませんか? (2021年10月27日 10時) (レス) id: 73a03e30c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:視力低下中 | 作成日時:2021年9月12日 17時