【あんスタ】家庭的な一般成人男性ですが?【男主】

13話※ ページ14

Aside




許可証も拾えたし、羽風さんの誤解も解けたから


演劇部の部室に戻ろうとしたんだけど...また面倒なのが．．




「おまえ、どうやってこの校舎に入った？」



はい、そうです。


前髪をバレッタでとめているデコだしイケメンに

行く手を阻まれております






この格好で外になんかでなければ良かった...



後悔先に立たず






で、どうしよう

どうやって誤解を解こうか

羽風さんのときは、まぁ、ハプニングで解けたけど




「とりあえず一緒に学院外に出よう、今回だけは黙っといてやるから」


プラス完全に年下にみられてる




やばい、とにかくはやく演劇部の部室に戻らないと





致し方ないけど、これしかない....。



「すみませんが、手を少し貸してもらってもよろしいですか？」




そう言うとデコだしイケメンさんは怪訝な顔をした


「はぁ？おまえ何言って、まぁ別にいいけどよ」



前に差し出してもらった手をつかみ


僕はその手を自分の胸に押し付けた



「ーっ!?おっ、おまえ何やってるんだ!自分の体は大切にっ、」


「落ち着いてください、まっ平らですよ。」

「僕は男です」




「っ!?え..お、おと....男!」


「はい」


呆れたように僕が返事をすると


「そうか、それはごめんな」

どうやら、わかってくれたようだ



あ

「すみません、用事があるので失礼します」

「おう、またな」


急がなきゃ、日々樹さんが戻ってくる前に

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