２０ ○○な○○さんとの恋、始めますpart４ ページ20
「胸糞悪い」
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依頼人を笑顔で見送ってドアが閉まると、あ。いつもの鬼の顔。
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潤「大麻取締法違反････アホか！己で己の身体と人生を蝕む意味が分からん」
A「ですねぇ････････」
鬼の弁護士・松本潤センセイ、の怒り心頭の言葉に軽く頷きながら答える。
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小さな法律事務所。
経営者でもあるサカキバラセンセイ、は外出中で、事務所には私と松本センセイ、だけ。
潤「･･･････なにかあった？」
松本センセイがネクタイを緩めながら、聞いた。
A「え？」
潤「いつもなら。･････Aさん、どんな案件も依頼者も
悪く言わずに明るく面白おかしく語るじゃん」
･････････そ、うかな？
よくわかんないけど。
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A「･････松本センセイ、そんな優しい言葉･･･知ってるんですね」
潤「俺をなんだと思ってんだ」
鬼だと思ってます。
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松本センセイ、が「で？どした？」前髪をガシガシとかきあげながら、言う。
あ。額も綺麗な形。
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A「実は･････」鬼に言っても知るか。で返されそうだけど。
A「両親からお見合いを勧められていて･････もー余計なお世話っつーか、私仕事も楽しいし
ほっといてーー！って感じなんですけど、心配なんだって言われたら強く言い返せなくて････
彼氏もいない、男っ気もない、でそりゃ親としては心配なんだろうなぁっていうのも分かるので･･･」
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バン！と。
松本センセイの掌が、デスクを勢いよく、叩いた。
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A「なっ･･･！どう、しました？」
潤「なんだそれ！俺がいるだろうが！！！！！！！」
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･･････････え？と私の間抜けな声だけが、小さな事務所に響いた。
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潤「俺が！何度誘ってると････････」
鬼が、ハッと顔色を変えた。
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A「･････････えーっと･･････？」
潤「鈍いにも程がある！くそっ･･･････」
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あれ？あれ？････あれれ？
鬼が、真っ赤になっていく。
A「･･････えーーーーーっ！？」
潤「遅い！遅すぎる！！！」
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････････真っ赤な鬼との、恋のハジマリは。ここから。
＊オワリ＊
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亜希(プロフ) - おやつどころか、オカズ…えぇ。お久し振りです。（誤魔化した）はい。楽しいお祭りを夜中に読み直し、うひゃひゃひゃ(笑)とあーばさん並に笑わせて&泣かせて頂いてますニャー！ (2014年4月17日 2時) (携帯から) (
レス) id: 11c1b085c7 (このIDを非表示/違反報告)
PP(プロフ) - お久しブリーフ瀬音様☆暫く社会の波に激しくモミモミ、揉まれておりました。2位だったのですね、智様。私の王子(誰もがそう思ってる)のお話はあるのでShoか？楽しみにしております！ (2014年4月16日 21時) (レス) id: 833a9907ff (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - わぁっ、また20000のキリ番踏みました〜♪ 祭、堪能してるなぁ、私(^^) (2014年3月27日 20時) (携帯から) (レス) id: 38eabfcd56 (このIDを非表示/違反報告)
芙咲子(プロフ) - あ〜あの男だったか。それはそれで楽しみなんだけども（笑）私の彼……やっぱ全部書いちゃおうよ？ (2014年3月26日 7時) (レス) id: 3edde96cd7 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - いよいよスタートですね！待ち望んでましたよ〜 そして早々と彼にハートをわしづかまれてます。 ニヤニヤしながらお伝えした4位も書いてもらえるなんて、『やっぱり瀬音が好きだ〜！』と改めて心の波止場で叫んでます。楽しみにしてますね。 (2014年3月26日 5時) (携帯から) (レス) id: 38eabfcd56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬音
| 作成日時：2014年3月12日 14時
