☆ 魅惑の夕飯 ページ13
時刻は午後６時。
俺はふと、あることを思いだした。
「そういえば俺、宿屋に泊まる予定だったんだ。」
all「え？」
兄さんが帰ってきてから、早２時間。
未だに騒いでいた皆に、そう声をかければ仲良く疑問符が返ってくる。
息ピッタリだなおい。
「ってことで、一回戻るわ。」
rb「ちょ待て待て待て。夕飯食ってかないん？」
「いやー、夕飯付きの部屋にしちゃって☆」
うん、君達には申し訳ないとは思ってる。
けどね、あんな美味しそうなメニューを見たら誰でもその部屋にすると思うんだよ。
syp「ちなみに何処の？」
「あのー、城のすぐ近くにあるカガミ屋っていう所。」
ci「え、そこよくとれましたね。料理が美味しいっていう理由で結構人気なんですよ。」
「あ、そうなんだ。」
じゃああの時はたまたまだったんだな。運良すぎ。
ht「それは仕方ないね。先生、結構グルメだし。」
zm「けど、ここの料理も美味しいから！明日は一緒に食べような！！」
「分かってるし、そのつもりだよ。」
gr「先生、明日の10時に兄さんを迎えに行かせるから、それまでに準備しておいてくれ。」
「了解。じゃあ、おやすみ。」
all「「おやすみ！/おやすみなさい。」」
皆の元気な声を背に、俺は食堂から出て宿屋を目指し歩き始めた。
――――――――――
――――
只今午後七時。
夕食の時間に間に合いました。
そして、目の前にはキラキラと輝く料理の数々。
「いただきます！」
主食はご飯と珍しいスタイルだが、それに合うような組み合わせになっている。
今日は刺身がメインらしい。
...うん、ご飯がうまい。
何処のご飯だ？...N国か。そりゃうまいわけだ。
味噌汁も、味噌の味がちょうど良くて美味しいし、魚もうまい。
この宿屋が人気なのも納得だな。
女将「こちら、デザートのクリーム餡蜜です。」
「あ、ありがとうございます。」
クリーム餡蜜！
アイスの上にのっけられたホイップクリーム、更にその上にかけられた餡蜜。
そして、その周りの寒天。
一つ一つが美味しいし、そこにそれぞれの良さをいかした組み合わせ。
本当に美味しい。
もう、存在自体が罪だ。罪すぎる。
「ごちそうさまでした。」
さて、風呂に入ってすぐ寝るか。
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きなこんこん - 牛乳。さん» 初コメありがとうございます！そこの顔文字は工夫した所なんで嬉しいです。才能あるとか、あんまり言われた事ないんで現在進行形で照れてますw。応援ありがとうございます、頑張ります！ (2022年10月4日 19時) (
レス) id: 679cde8edf (このIDを非表示/違反報告)
牛乳。 - 初コメ失礼します！友達にオススメされて読ませて頂いた結果、見事にどハマりしました！！「カメラから。」で(*´∀`*)を使っていてrbrさんらしくて好きですw作品全体が大好きです！これで二作目なんて…才能ありすぎでは！？これからも更新頑張って下さい！！ (2022年10月3日 20時) (レス) id: 242e8effd7 (このIDを非表示/違反報告)
きなこんこん - 初コメありがとうございます！本当ですよね。何しとんねんsn。過去編を書きたいと思いつつ挟めなそうなので多分番外編で書くと思われ。更新頑張ります！応援ありがとうございます！ (2022年8月15日 8時) (レス) id: 679cde8edf (このIDを非表示/違反報告)
zoppi114514(プロフ) - 初コメ失礼します!「違和感」にあったsnは、何をしとるんや(笑)大体察したが、おい(笑)作品大好きです！更新頑張って下さい〜! (2022年8月13日 22時) (レス) id: a005ea71c2 (このIDを非表示/違反報告)
きなこんこん - 宮 村 。さん» 初コメありがとうございます！好みのシーンが出来てて良かったw私もあのシーンが一番好きです。応援ありがとうございます！頑張ります！！ (2022年8月11日 14時) (レス) id: 679cde8edf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこんこん | 作成日時：2022年7月30日 21時
