ただ幼馴染みについていっただけなのに毎日のようにキスやら何やらをされています。3

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　「……っ…、はぁ、……」



午前5時。

起きたら目の周りと頬は濡れていた。


ゆっくりと下に降りると、

誰もいなかった。


まぁ…そうよね。
いるわけないよね。



　「……はは、」



自分の部屋に戻り、
荷物を軽くまとめる。



　「あ…」



6つのうさぎが目に入る。

うさぎの耳には、小さなリボン。
左から、青、紫、銀、赤、黄、橙。

誕生日に社長がくれたやつ…。
綺麗に飾って置いたんだ。


クローゼットからまとめる服を出そうとすると、
綺麗な赤色のニットが。

りゅー色のニット。
私が気に入ってる紺色のズボンに似合うでしょって。



　「…ｸﾞｽｯ、……」



荷物を抱えて、リビングに行く。


赤いニットは綺麗にたたんで、
6つのうさぎは綺麗に並べて…
あ、橙色のリボンのうさぎだけ持って行こ。


アメジストの付いたネックレス、
黄色い宝石が付いたブレスレット…

ｼｬﾗｯ


髪色も黒にしよう。



　「……スマホも、」( ｶﾀﾝｯ









さよなら

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