67 ページ17
you
.
2人で夢の国にいれば
時間が経つのはあっという間で。
「お土産でも買って帰ろか」
と、最後に大きなショップに入る。
「俺買うものあるから、出たとこで待ち合わせよっか」
『わかった!』
お揃いのものでも、買えたらよかったのにな
なんて思ったのもあるけど
この間に、龍斗にも…と
お土産を選ぶ。
.
外で待っていると、見える
みんなが写真を撮ってるところ。
ほとんどがカップルで、
流行りに乗るわけじゃないけど
でも、いいなぁ。
と思ったり
「おまたせ、なに買ったの?」
『ん?友達に、お土産』
「そっか」
じーっと
私の顔を見つめる涼
『なに?』
と聞くと
「あそこで、写真撮りたいんでしょ?」
そう言ってニコ
と笑う涼
「顔に書いてある。
最後、記念にちゅーでもして
写真撮るか」
『いいの??』
「ダメな理由なんてないでしょ?」
.
「すいません、写真撮ってもらってもいいですか??」
「はい、いいですよ!」
写真撮影を頼んだカップルさんも
「もっと、よってよって〜」
なんて言いながら
盛り上げてくれる
「ちゅ
する?」
『え、恥ずかしい』
「じゃあ、ちゅーしまーす」
そう言って、
ちゅ
とキスした涼
『っ…』
「恥ずかしいの?
かわい」
何事もなかったように
"ありがとうございまーす"と
カメラを受け取る涼
「お二人とも仲良いんですね!」
「ありがとうございます」
こそっと、彼女が
"彼氏イケメンですね"
なんて耳打ちしてくるから
『はい!』
と返事する
「なーに話してんの」
『内緒!』
.
1532人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「HiHiJets」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちゅっきー | 作成日時:2019年7月8日 21時