4 ページ6
次の日朝目覚めて顔を洗い歯を磨いてご飯の支度をする。
朝練は7時30分からだから7時は出なきゃね。
それにしても眠い...
ご飯を食べ終え、制服に着替えたところで家のチャイムが鳴った。インターフォン見ると治先輩で眠そう...
『おはようございます。』
「おはよう、ほな行こか。」
あれ?侑先輩は一緒じゃないのかな?いつも一緒なイメージがあるけど...
『治先輩、侑先輩は一緒じゃないんですか?』
「あーまだ寝とると思うで。起こしたけど起きんかったし。」
寮やしええやろと呑気に笑ってる治先輩だがほんとにいいのだろうか?
治先輩の隣は落ち着く...
『治先輩。』
「ん?どうしたん?手でも繋ぐ?」
『ん?え!?』
Aちゃんおもろいなと横で笑ってるけどいきなりおかしなこと言ったの治先輩だからね。
からかいましたねと言うとさぁ、どうやろなと言われた。
まぁ、手を繋ぎたいと思ったのはほんまのことやけど笑う治先輩。
『あの、治先輩。私...』
「あー!サムとAちゃん!」
振り向くと後ろから侑先輩が走ってきた。足速い...
私の横に来るとおはようAちゃんと言う。おはようございますと挨拶すれば何故か満足そうな侑先輩。
「サム、なんで起こしてくれなかったん!?」
「起こしたし、お前いい加減自分で起きれや!」
なんか喧嘩が始まりそうな雰囲気だったので遅刻しますよと言うとやばと言って走り出した。
え、ちょっと待って!?治先輩私の手を握ってるんですけど?
23人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:メープル | 作成日時:2022年9月9日 7時