8話 ページ10
お互い、向き合うようにお客さん用の椅子に座る。
メタナイトは本を開くと、息を飲んだ。
「まず、もう察しがついているようだが...君はこの星で生まれた。」
「...やっぱりそうなんだね。」
自分がこの星で生まれたのではないか。
それは本を見たときから思っていたことだ。
しかし、気になることがある。
「宇宙を旅してきたのに、この星の名も姿も知らないのは何故か。そう聞きたいのだろう?」
「...メタナイト、エスパー?」
「君の考えていることくらいわかる。」
「で、どうして?」
「この星は、宇宙に存在していないんだ。」
存在を示す本、歴史、写真があるのにも関わらず、メタナイトは惑星ウォーリアは存在していないと言った。
「どうして、なんでないの?」
「今現在の話だ。数年前までは、確実に存在していた。だが...
銀河大戦後、跡形もなく消えて無くなっていたのだ。」
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おすし(プロフ) - 話のキリがいいところで続編に移行します。まだまだ出てくる気配がありません。 (2022年10月6日 21時) (レス) id: 5dfac0f441 (このIDを非表示/違反報告)
悪ノ アリス - ちょっと前から見ています!更新頻度が高くて嬉しいです!更新もなかなか大変だと思うので、無理だけはしないでくださいね!私作品の作成初日に更新頑張りすぎてまあまあ疲れちゃったので。まぁあの程度の更新で疲れる私も私ですけどね。長文失礼しました。 (2022年8月25日 18時) (レス) @page17 id: d52c4cdcef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おすし | 作成日時:2022年8月4日 0時