プロローグ(明日花) ページ2
ふっ…私の名はシラヌイ 明日花…
シラヌイという名字は変換しても出てこない!!
それほどまでに私が特別な存在という訳だな…
そう!!!画面の前のお前ら!!私は低俗な『中二病』とやらではない!!
私は魔王の生まれ変わりであり、それが一般に知れわたってしまえば私は狙われてしまうのだ…
だからな!!私は一般の中学生を偽り、この特別な力をこの眼帯と包帯で封印しているのだ…
だが決して油断している訳ではない!!
私はいつでも警戒しているのだ…!
なんせ私は魔王の生まれ変わりなのだからな!
こういうときに光の使者など現れてしまっては、封印しているこの力では勝てない…
そう!!だからいつでも封印を解く準備はできているのだ!!
それ以前に、普通の中学生を演じるのも一苦労だ。
暗黒のオーラに包まれた謎の紙に書かれた問題を解いたり…
(注:宿題です)
飛び交う玉を打つ、邪悪なものをしてみたり…
(注:なんかひどいですがテニスです)
そしてただの中学生との会話。
何より苦労したのはこの悪の権化とも言える物体だ。
(注:スマホです)
最近の中学生はもっていて当たり前らしいのでな…
だとかなんとか、無駄な思考をまとめているうちに、この怨念溢れる場についた。
(注:学校です)
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作者名:美姫+臨希 | 作者ホームページ:ふっ、そんな低俗な物はない…
作成日時:2019年10月6日 17時