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20分後……
A「あ、20分たった」
しげ「すーすー」
A「ふふっ、しげ〜20分たったで〜？」
しげ「ん〜？」
A「はよ起きんと練習始まるで〜」
しげ「ん〜」
A「もう！おいてこ〜w」
しげ「わーった、わかった！起きるってw」
A「よしw」
最初はどうなることかと思ってたけど案外あっという間やったな〜
クラス女「よし、20分休憩終わりや〜練習入るで！」
A「ほら、しげ行くで？」
しげ「ほーい」
後半は姉とのシーンをやった
A「私も今日の舞踏会に行ってもいいですか？」
ゆりな「だめよ、この部屋の掃除が終わるまであなたはお留守番よ！！」
「ドンッ」
A「…え？」
台本にはないはずなのになぜか
ゆりなに突き飛ばされた
A「っい、た」
ゆりな「ふっ」
でも、このまま座っとったら皆心配する…！
A「……分かりました。お掃除しています」
ゆりな「よろしい、それじゃあ行きましょうお母様、お姉様」
このあとも練習は進み2時間の練習が終わった
しげ「終わったぁ！」
A「終わったね」
しげ「腹減ったなぁ晩飯なんやろ…」
なんて独り言いいながら帰る準備をしていた
しげ「なぁなぁ、今日一緒に……」
A「………はぁ」
しげ「なぁ、もしかして怪我しとる？」
A「っえ？ち、違うよ！疲れただけやって！」
しげ「……」
「ぎゅっ」
A「っいった！！！」
さっき突き飛ばされてひねった右手をしげに
つかまれた
しげ「やっぱり…さっき突き飛ばされたやつやろ？」
A「…おん でも、大丈夫やで？そない痛くないし！ありがとな」
やっぱシゲに隠し事はできひんなぁ
なんて思ってたら
しげ「ばか！」
A「え？」
なぜか急にしげに怒られた
しげ「お前は無理しすぎやねん 痛かったら痛いっていう！嫌やったらいやって言わんとあかん！」
A「やって…私が怪我なんてしたら劇台無しになっちゃうもん」
「じわ…」
しげに怒られてびっくりしたのか、手首が痛いのか理由はわからんけどなぜか涙が出できた
しげ「っ、ごめん言いすぎた…」
A「う、ううんしげは悪ないよ…
ぐずっ……」
しげ「やから心配なんや…」
「ギュッ」
A「？？！」
気づいたら部屋には私たちしかいなかった
しげ「なぁ、さっきのほんま？」
A「さっきのって？」
しげ「…やから」
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作者名：陽菜 | 作成日時：2020年2月11日 22時
