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付き合って ページ2
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ときどき、隣から視線を感じたけれど、
何事もなくその日の授業を終えた。
「ユイー！一緒に帰ろ？」
ユ「ごめんね！彼氏と約束してて……」
「そっか、わかった！じゃあ、また明日」
友達のユイは彼氏の所へと行ってしまった。
……今日は一人で帰りますか。
智「……ねぇ」
「……え、私？」
智「お前しかいないじゃん」
ど、どうしよう！
なんか怒らせちゃった！？
いつの間にか、皆帰ってて、
教室には私と大野くんだけ。
智「あのさ、付き合ってくれない？」
「はい！？//」
突然、とんでもないことを言った大野くん。
冗談かと思ったけど、大野くんの顔は真剣……
「私なんかよりっ、もっといい人が……
智「そういう意味じゃなくて、」
「え？」
智「買い物」
私ってば！！
勘違い！！
は、恥ずかしい……//
一人、頭をかかえる私を置いて、
大野くんはすたすたと教室を出て行ってしまった。
・
「どこ行くんですか？」
智「……」
無視ですか……
付き合えって言ったのは、どこのどいつだ！
「痛ッ」
急に立ち止まるから、背中にぶつかってしまった。
智「痛いんだけど」
「すいません！」
智「……ここ、だから」
……駄菓子屋？
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作者名：莉菜子 | 作成日時：2014年4月8日 14時
