11話 〜うどん〜(続き) ページ1
ここに顕在する世界平和を目に焼き付けていると、グゥとこの空間に似合わない音がする。
誰だよ、エデンに似合わない音出したの。
音のする方を見ると、先程までエペルに説教をしていた威勢は何処へやら、顔を真っ赤にして俯いているヴィルがそこにいた。
『………ヴィルさん…今…』
ｳﾞｨﾙ「黙りなさい。」
『……うっす。』
美声から一気にデスボイスへ。場の空気がヘブンからヘルへと変わった。
あのヴィルさんもお腹鳴ったりするんだ。
ヴィルを人では無い何かと思っているのだろうか、Aはヴィルの人間らしいところを目の当たりにして、口をキュッと窄めて心のビデオを展開していた。
ﾙｰｸ「あぁ、毒の君…！！お腹を空かす君も美しい！！」
ｳﾞｨﾙ「ルーク…！！！」
ｴﾍﾟﾙ「………ヴィルサン…。」
ｳﾞｨﾙ「エペル……あんたもそんな目で見ないでちょうだい！！」
ボーテボーテともはや鳴き声のように連呼するルークと暖かい目で見るエペル。さらに恥ずかしくなったのか、ヴィルは手で顔を覆い赤面を隠した。
てぇてぇなぁ。
『………少し早い時間帯ですけど、良ければご飯作りましょうか？』
ヴィルの肩に手を置き、ニヤけそうになる口を必死に抑えて提案をする。手を退かしてこちらを睨むヴィルは怖いよりも美しいとしか思えず、寧ろご褒美だ。
ｳﾞｨﾙ「……………頂くわ。別にあんたの誘いだからとかじゃないわよ！この前の鍋…って言うのかしら、それが美味しいってわかっているからよ！」
食べるんだ。しかもツンデレじゃん。
ｴﾍﾟﾙ「ぼ、僕も……行きたい…な。」
ﾙｰｸ「私も行ってもいいかい？」
2人も来るとか…僕の命持つ？
口内で頬肉を軽く噛み、真顔をキープする。美人は何しても美人だ。自分が尊ﾀﾋする前に早く移動しなければ。
『では行きましょう……。』
心は未だ落ち着かず、震える声で言葉を出し震える手足でオンボロ寮へと向かった。
そんな状態のAを見て心配そうに手首を掴んだルークの顔が良すぎて混乱し、Aが突如として壁に頭を打ち付けたのはここに居る者しか知らない。
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零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年9月11日 19時) (
レス) @page3 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
孔雀(プロフ) - はじめまして。夜分遅くにすいません。 え！？なにこれ！？めえっっっちゃ好みなんですが！？(テンションの差よ)あの、もし宜しければですが、同じ麺つながりということで拉麺のリクエストお願いできますか・・・？ (2021年8月5日 0時) (レス) id: 3ff2a4c3bb (このIDを非表示/違反報告)
Rukia (ゆっくりゆる) - 凄く好きです！ よろしければ何ですが、オムライスとO☆SU☆SI☆作って頂きたいです(´∀`*) とても好きです(デジャヴだった(定期) ) とっとこつのたろ〜()やイデアパイセンとの絡み個人的に好きです。私得でしかない。ありがとう……。 (2021年5月2日 3時) (レス) id: 2e12baa0e6 (このIDを非表示/違反報告)
mami100810(プロフ) - リクエストなのですが、オクタ寮で明石焼きを作って欲しいです！たこ焼きとはまた違った、関西エリアで食べられる料理です！ (2021年2月10日 4時) (レス) id: 80e4a31d29 (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - 骨粉の煮付けさん» 承知いたしました。場合によっては、問い合わせたほうが良いかもしれませんね (2021年1月29日 14時) (レス) id: c0891a44d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：骨粉の煮付け | 作成日時：2021年1月27日 11時
