5話 ページ5
貴方「…はぁ、」
あの後________
吉沢「名前だけでも教えてもらえませんか？」
貴方「え、あ、A、です、山田、A」
吉沢「Aちゃんね。ありがとう。
またね！Aちゃん！」
________________
あの吉沢くんに名前を教えて欲しいと言われた上に、
私の名前を復唱までされた。
こんなに1日で一生分の運使い切ることある？
もう私お嫁行けないかも。
貴方「あれは完全に名前覚えられた…よね？」
今後会うこともないのに私の名前を覚えてどうするんだろう？
…ハッ、もしかして！
貴方「ストーカー扱いされて警察に名前売られる！？」
なんてバカな考えが頭をよぎったけど、
だったらストーカー(違う)に対して「またね」なんて言わないよね。
貴方「何だったんだろう…」
手に持っていた袋に入っている牛乳パックは汗が出ていた。
________________
っていう事があってから2週間後。
夢心地だったお盆が終わり、普通の日常に戻る。
私は東京に戻り、毎日定時まで仕事をする。
仕事は苦じゃない。一応大手の企業に勤めることはできたし。
でもやっぱり仕事中も考えてしまう。
あれから必死に吉沢くんの出演するイベントには応募しているけど、全落ち。
ファンクラブにも入っているのにこの始末。
唯一来るものといえば、吉沢亮公式LI○Eから。
やっぱり神様はあれ以上の幸せを私に与える気はないみたい。
貴方「はぁ…分かってますよ…あんなすごいことがあったんだもん…名前覚えてもらえただけ奇跡だよ……」
仕事帰りにコンビニに寄って、家に帰ってお酒を開ける。
ほぼ毎日これの繰り返し。
一度吉沢くんをあんな間近で見てしまってから、
私はもう吉沢くんをただのファンとして見れなくなってしまっているようだ。
貴方「…うぅ〜会いたい…」
これじゃまともな恋愛なんて出来るわけない……
.
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synk - 一気読みしてしまいました！最高でした！もう更新の予定はないのでしょうか…？続きが気になります。頑張ってください！ (2021年11月1日 3時) (
レス) id: ffd759584a (このIDを非表示/違反報告)
�豈� - また続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 34話のここの部分 私はというと、吉沢くんの気持ちに気付いて 胸を抑えて動かないでいる。 これ正しくは吉沢くんへの気持ちに気付いてではないんでしょうか？ (2021年10月4日 1時) (レス) @page34 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豈� - 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは私の家に泊まらせるわけにはではないんでしょうか？ (2021年10月4日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豈� - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません｡｡｡ お久しぶりです(笑) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 33話のここの部分 佐伯くんとはマネージャーさんのことだろうか。 分からないけど、とりあえず私の家に泊まるわけにはいかない。それは阻止しないと！ (2021年10月4日 1時) (レス) @page33 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豈� - またまた続けてのコメントですみません。 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2021年9月9日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二の腕 | 作成日時：2021年8月1日 21時
