５話 ページ6
昼休みはみつ達と絵を描いていた。
一緒に絵を描く。
そんな昼休み。
これだけが平穏だった。
でもそれも・・・。
「みつ〜！！！！いっしょに遊ぼう〜〜〜！！！！」
ふうかがきた。
ここで露骨に嫌な顔をするととがめられそうなので
ニコニコと笑う。まるで機械のように。
「え〜だってAと絵描いてるんだもん〜〜！やだ〜！」
なんていいやつなんだみつ。
みつがそういってくれてよかった。
そう思った矢先だった。
ふうかと一緒にいたももが椅子からみつを引っ張った。
「一緒に外で遊ぼうよ〜！！！」
ももがそういって、みつの肩を抱き寄せる。
そのまま引っ張っていく。
危ないなぁ。と思って私が注意しようとしたときにみたみつの顔。
まんざらでもなさそうだった。
ニコニコ手をつないで出ていく三人。
廊下から聞こえた笑い声はまるで私を嘲笑うようで。
私はわざとニコニコ笑って、口からあふれ出しそうな不満をせきとめた。
「みつと遊びたいよね〜！！あんないい子！！」
そんな風に思っていたがとうに分かっていた。
ただ、私の話し相手を奪い去りたいだけだって。
そこら辺の日から私は日記を書き始めた。
傷ついたことを忘れないようにしたかったんだと思う。
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どこぞの行き詰まり(プロフ) - 柚梨さん» そうですか・・・！！為になったなら嬉しい限りです。こちらこそありがとうございます。 (2019年5月6日 0時) (
レス) id: 66be4c15ed (このIDを非表示/違反報告)
柚梨 - 私は、将来スクールカウンセラーなど、学校現場における心理学を学びたいと思っています。当事者の声は心に響きました。ありがとうございました。 (2019年5月5日 23時) (レス) id: a241b2fb26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どこぞの行き詰まり | 作成日時：2019年5月5日 23時
