嘲笑。【実話】

１１話 ページ13

今思うと、

私が話に流され


「謝れ！！！！！」



と言わなかったことが悪いと思う。




でもそれでももは許されたと思っているし、

ふうかとはそれっきり一言もしゃべっていない。









手をつながれて、謝られないで。



私は、今も許せない。


この時から私は他人に触られるのが怖くなった。








先生は私のぎこちない笑みにきがつかなかったのだろうか。









そもそも私はももと話したくなんかなかったのかもしれない。



先生は、明るくて活発な子がお気に入りだから。



私なんて問題児扱いだし。









ももとふうかのなかでは、

ももとふうかの中でのストーリーがあって、

それぞれがヒロインでそれぞれがきっと正義で。




人間なんて所詮そういうものだ。






とその時、改めて理解した。



自分を正当化するものなのだ、人生とかなんちゃらは。


それで、きっと

ももとふうかの中で私は邪魔な人か、悪役なんだろうね。









今までの経験がこれだ。

卒業式の話とかもあるのだけど、知りたかったらコメントで。





それから、ももからは謝罪の手紙をもらった。



私のしたことがAを傷つけたのならごめんね。

卒業式待ってるよ。








めちゃくちゃ腹が立った。

傷つけたのならってなんだ。

だから不登校なんだよ！！！！！！！！

傷つけたんだよ！！！！！！！

どんだけ正当化してんだよ！！！！！！！








って。

ふうかから電話がかかってきたこともあった。



お母さんに換わって！言いたいことがあるって！！！




と言われたのだが、話すと考えただけで悪寒がしたし、泣きそうになったので

やめた。

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