24話 ページ25
レトルトside
買い出しは全員で行くことに
コートを羽織ったAちゃんは妙に楽しそうに歩いていた
牛沢「どうしたのお前」
「いや、4人が買い物してるの見るの幸せで。」
ガ「お、俺ら?」
「いぇす」
キヨ「なんでだよ」
「普段実況でしか話す機会ないのに買い物一緒にしてるのって尊いなって」
レト「マジで俺らのこと大好きなんだね」
「大好きです。カメラ回したい位貴重です」
心の底からニコニコしてる彼女は1ファンとして俺らを見ていたようだ
そこに彼女が居ることを本人は認識していないのかもしれない
スーパーに入って車輪の付いた買い物かごを取ってきて、材料を皆で相談しながら入れていく
キヨ「肉は何使うの?うっしー。」
牛沢「え、……牛ですか?」
ガ「おぉ〜w」
キヨ「牛?うし……うっしー、なんつって」
ガ「フッww」
牛沢「いやぁ〜流石ですわw」
レト「クソつまらないから黙って」
このいつものやり取りに入ってこない静かなAちゃんを見ると、少し距離をとったところでニヤニヤ聞いていた
レト「なんでそんな笑ってんの」
「その…、尊いなって…」
キヨ「…なんかファンと歩いてるみてぇ」
牛沢「そんな俺らが好きなの?w」
ガ「このしょーもないやり取り、動画なら即カットするよ」
レト「ガッチさんはカットしないよ」
ガ「確かに〜」
牛沢「どっちだよww」
キヨ「絶対にカットしねぇw」
ガ「あぁもう、またニコニコしてるじゃん!」
「だってガッチさんのゆるゆるコメント好きなんですもん!」
牛沢「もう俺らの会話禁止にしよう」
「やめろ!!話してくれ!!私なら黙って聞いてるから!」
キヨ「やだね、Aに話しかけてくから」
レト「てかさっさと買わないとまずくない?」
ガ「んね、牛肉とあと野菜だね。」
うっしーが口を開く前にキヨくんに口を手で抑えられる
牛沢「!?」
キヨ「A!野菜は何入れればいい!?」
「お前!うっしーを離せ!!」
キヨ「にんじん!?分かった!!」
「言ってねぇよ!!」
どうしても尊みを感じさせたくないキヨくんは、4人が会話をすることを拒みまくって俺たちは家に戻ってきた。
.
237人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こころ(プロフ) - 尊すぎて吐きそうです!最高すぎます!大好きです!これからも応援しておりまーす!!! (2020年4月26日 18時) (レス) id: 6aceb657ff (このIDを非表示/違反報告)
あやか - 新作めっっちゃ嬉しいです! ナヲルさんの作品どれも大好きなので楽しみです! (2020年2月11日 21時) (レス) id: d702a025e6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ