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21話 ページ22

翌日


レトルトside





準備を整えて荷物を持つ
今は10時半、11時に最寄り駅集合となっている


そういや、何気に誰もAちゃんの家に行ったことないんだよなぁ……

そういう意味では少し楽しみかもしれない…そういう意味ではね?



にしても女の子の家に行くなんてそれだけで緊張してしまう。。。こんな歳になって情けないし、大人の余裕を見せなきゃ!



…いや、どうせ空回りするだけだからやめておくか……





.




キヨside




──ぶっちゃけ、滅茶苦茶緊張してる。



だって好きな子の家に上がるだけじゃなくて泊まるんだよ?分かるかこの最高のシチュエーション。



Aはちょっとガチで嫌がってたけどまぁ俺らが盛り上げればすぐ機嫌良くなるでしょ、案外チョロいし

ただそれ以前に……昨日の夜から満足に眠れてないんだよ、緊張しすぎて。



時刻は11時丁度。遅刻魔の俺は30分前から既にいるけどソワソワしっぱなしで心臓バックバク


どんな家かな……ポスターとか貼ってるかな、俺らのグッズとかあるかな…どんな香りかな…シャンプー何使ってるかな…柔軟剤は何かな…ベッドで寝れるかなぁ……




「おーっす。ってまだ誰も来てねぇのかい」


キヨ「うあぁッ!?!?」


色んなことを妄想していたらいきなりAの声が聞こえ、本気で驚いてしまう


「ん?どした?」


キヨ「な、なんでもない……」


顔に出てないよな、と不安になりながら首を振る

キモイぞ、めっちゃキモかったぞ俺。でもそんなことを昨日の夜から考えてるわけで……



ここで彼女と2人きりなのも幸せすぎる……レトさんもうっしーもガッチさんも謎の病に倒れて来なければいいのに!



レト「あ、もう居たの?」

牛沢「めずらしー」

ガ「おっすおっす〜」



キヨ「まぁ来るよな……」


牛沢「来ちゃ悪いかよ」


キヨ「せっかくグループにLINE送ったのに」


レト「桜の写真送って、「よくね?」って送ってきただろお前」


ガ「ちゃんと俺は春に来たって感じーってそのまま送ったよ」


牛沢「そんなに来させなくなかったのかよ」


「はいはい、ワニくんを弔うのはここまでにしてそろそろ行くよ」



皆がスマホをしまって彼女について行く



様々なシチュエーションを妄想したがこんな上手くいくとは思えない
でも、それでもそんなことがあったら……例えこの気持ちが伝わらなくても良いかもと思う気がする





.

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こころ(プロフ) - 尊すぎて吐きそうです!最高すぎます!大好きです!これからも応援しておりまーす!!! (2020年4月26日 18時) (レス) id: 6aceb657ff (このIDを非表示/違反報告)
あやか - 新作めっっちゃ嬉しいです! ナヲルさんの作品どれも大好きなので楽しみです! (2020年2月11日 21時) (レス) id: d702a025e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナヲル | 作者ホームページ:作者名からどうぞ  
作成日時:2020年2月5日 17時

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