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15話 ページ16

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「……ん……」



温もりに夢心地になっている自分の瞼をゆっくりと開ける


身動きが取れない……



私のお腹の上には長細い腕が巻かれていて私を抱き締めている
頭の上から静かな寝息が聞こえる


はぁ、とため息をついてスマホを手繰り寄せて、ソイツの顔を確認したがやはりキヨだった



ていうかレトさんが未だに私によりかかって寝てることに尊さ以外感じられないんやが??

しかも服じゃなくレトさん自身から良い匂いがする
これで無自覚に可愛さを振りまいてるなんて……罪な人だぜ………



いやていうかこのままは風邪ひく、取り敢えずベッドに皆を運ばないと



時刻は既に夜中の1時。キヨの家だけど寝室とか場所分からんしなぁ……

でもやるしかないと思い、なんとかキヨの腕を振りほどいて脱出した




隣や長い廊下にあるドアを取り敢えず開けてみると、大きなベッドがある寝室を見つける

これならとりあえず3人は寝られるな





リビングに戻り、まずキヨの腕をとって背中におぶる
案外簡単におんぶ出来るもんだな…





ゆっくりゆっくり歩いて寝室のベッドに転がす

次はレトさん。同じようにおんぶするが今度は割としんどい……いやそんなこと言っちゃいけない……

プルプル足を震わせながらレトさんも運び終わる





最後はガッチさん、絶対運ぶのは無理だよなぁ……起こすか


「ガッチさん、こっちで寝てください」

ガ「んん……?……はぁーい…」





寝ぼけてるガッチさんの手を取ってベッドに誘導する
3人は掛け布団をかけてぐっすり寝ている、よし。


勝手にその辺にあった掛け布団を持って、ソファーの後ろで寝るうっしーにかける。コイツはここでいいや






私は今まで使っていたブランケットにくるまり、ソファーで夜を越した




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こころ(プロフ) - 尊すぎて吐きそうです!最高すぎます!大好きです!これからも応援しておりまーす!!! (2020年4月26日 18時) (レス) id: 6aceb657ff (このIDを非表示/違反報告)
あやか - 新作めっっちゃ嬉しいです! ナヲルさんの作品どれも大好きなので楽しみです! (2020年2月11日 21時) (レス) id: d702a025e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナヲル | 作者ホームページ:作者名からどうぞ  
作成日時:2020年2月5日 17時

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