【３４】 ページ35
レトルトside
そこにやってきたのは下から俺を物凄い目つきで睨むことの出来るキヨくんだった
キヨくんはタッタとはしごを登り、俺の胸ぐらを掴み上げた
あまりの威力に愕きの声が漏れた
マジもんのヤンキー怖いなぁ…(笑)
キヨ｢流石のレトさんでもキレるよ？｣
耳元でそう低く囁かれた
それほどの女性なんだね、やっぱり
その瞬間、不意を突いたようにAが駆けだした
2秒の遅れをとり、キヨくんは俺を押し退け後を追い掛けた
楽しい楽しいオニゴッコの始まりかな
それにしてもー……
レト｢あんな必死なキヨくん、初めて見たわぁ…(笑)｣
宮田Aちゃん、ねぇ…
〜
Aside
キヨくんの近くに居るのは危ないと思い、急いで階段を駆け下がる
直ぐ上からキヨくんの声が私を呼び止める。
｢待て｣
｢逃げても無駄｣
｢オニゴッコ？｣
そんな言葉を無視して私は２階に降り立ち、廊下を走り、3-Bの教室に滑り込み隠れる
ここなら…
廊下からコツコツと足音が聞こえる
キヨ『何処かなぁ〜？逃げんなって〜』
廊下からそんな言葉が聞こえる
数秒後、私の居る教室のドアが開かれる
キヨ｢ここだ。｣
顔を見なくとも分かる、きっと嘲笑っている
そしてまだらに、教室の机を朝のように蹴り倒していく
静かな教室にその音だけが響き、肩が震える
キヨ｢…この辺かな？｣
キヨくんが私の居る場所の近くのロッカーを端から順に開けていく
心臓の音が耳に伝う
もし見つかったら。
そんなこと怖すぎて考えられない、あのレトルトを友達として見てなかった。あの目は
最後のロッカーに手をかける
キヨ｢出て来てよ…！｣
ガｺﾝｯ
残念、私はそこじゃない
キヨ｢…ッチ、他の教室か｣
ドンッとロッカーに八つ当たりし、キヨくんは隣の教室へと足を進めた
一安心し＿＿＿私は教卓の内側からゆっくりと出た
身長が高いせいか、あまり足下は見てなかったようで救われた
音に気をつけ私は階段を降りて、学校を後にした
.
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たんさん - ナヲルさん» こちらこそ、よろしくお願いします！頑張って下さい！！応援してます！ナヲルさん！ファイト！！ (2018年1月3日 15時) (
レス) id: d53bb8243c (このIDを非表示/違反報告)
ナヲル(プロフ) - たんさんさん» はい、来年もよろしくお願いします(｀・ω・´) (2017年12月31日 18時) (レス) id: 4137ad2ef4 (このIDを非表示/違反報告)
たんさん - ナヲルさん» いえいえ！思った事言っただけです！！来年も応援してますっ！頑張って下さい(*´▽`*) (2017年12月31日 18時) (レス) id: d53bb8243c (このIDを非表示/違反報告)
ナヲル(プロフ) - たんさんさん» 恐れ多いです<(_ _)>ありがとう御座います(＾∇＾) (2017年12月30日 14時) (レス) id: 4137ad2ef4 (このIDを非表示/違反報告)
たんさん - ナヲルさん» キャラが濃くて好きです(笑)ありがとうございますm(_ _)m更新楽しみですし、毎回毎回面白いので！文才ありありですし！！もう、最高過ぎます。ナヲルさん好きです！((は (2017年12月30日 12時) (レス) id: d53bb8243c (このIDを非表示/違反報告)
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