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とぼとぼと情けなく歩く私は無心で家に帰っていた
家って言ってもうっしーの所
そうか、私は他人を可哀想なんて思っていたんじゃない。自分を可哀想な人間だと思ってんだな
そうなんだ、そうだよな、何が欠点だよ。性格が悪いだけじゃんか
私は、私は…
牛沢｢……A？｣
｢……うっしー……｣
暗い夜道、目の前にうっしーがいた。幻覚かなんかか？
うっしーは私に近づいてきて泣いてることを察して抱きしめてくれる
うっしーは私の事、どういう人間だと思ってんだろ…イタい人かな？
ただそれでもキヨから言われた、核心を突く言葉を思い出し涙が溢れて止まない
好きな人にあんなこと言われたら、誰だって傷付くよ
｢っ……うっしぃ…｣
牛沢｢辛かったな、ちゃんと自分の気持ち話してきたんだろ？滅茶苦茶偉いよお前は。｣
頭を撫でられて肩に顔を埋める
温かい、慰めの言葉に背中にまわした手に力が入る
うっしーは私のことを本気で好きで居てくれる
なのに、私は彼のことをこうやって利用してる
気持ちはこっちに無いくせに
｢…ごめん………私、…｣
牛沢｢…キヨのことが好き、か？｣
頷くのも罪悪感に苛まれて黙ってしまう
牛沢｢分かってたっつーの。お前案外隠すの下手だよな｣
はは、と笑ってポンポンと頭を彼の手が跳ねる
｢……ごめんっ……ごめんね……｣
牛沢｢謝んな、束の間の幸せでも俺は嬉しかったんだよ。Aは悪くないからクヨクヨすんな、らしくねぇぞ？｣
｢……うん……っ。｣
ゆっくりと離れて優しくも悲しそうな顔で私のことを見るうっしー
牛沢｢…取り敢えず寒いから家ん中入ろ。どうせその様子だとまだ和解してねぇんだろ？｣
｢ん……｣
牛沢｢じゃ帰んぞ、……コンビニで肉まん買ってく？｣
｢買ってく…｣
行こ、と促されうっしーの後ろをとぼとぼと歩く
寒さと酷く泣いたせいで鼻は赤く目は腫れていた
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うさ - 一気読みしてしまった。応援してます (2020年12月17日 12時) (
レス) id: ec2e53031e (このIDを非表示/違反報告)
絵が上手くなりたい(プロフ) - 夢主ちゃん……告白の仕方が男前…… (2020年4月14日 2時) (レス) id: e48c7240eb (このIDを非表示/違反報告)
ナヲル(プロフ) - あやのさん» すいません、まだ完結はしてません。不定期更新ですので気づいた時に更新する形です、消すかも分かりません。 (2020年4月1日 1時) (レス) id: c630cac283 (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 目覚まし時計を止めるのはってもう完結したんですか…？？；＿；関係ない質問すみません(>_<) (2020年3月30日 15時) (レス) id: e0bbab8f42 (このIDを非表示/違反報告)
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