冒険の記録18 ページ19
ということでカミュさんが言っていた下宿に着いた
下宿の中は掃除されていてとても綺麗だった
カ「懐かしいな全く変わってないぜ。ここはオレとデクが盗賊だった頃ずいぶんと世話になっていた下宿なんだ。」
A「そうなんですか。」
カ「おい女将っ!女将はいないか?オレだっカミュだ!聞きたいことがある!」
とカミュさんが女将さんを呼ぶが返事がない
A「いないみたいですね。」
カ「女将は留守か・・・・・・。弱ったな。あの人ならデクの居場所がわかると思ったんだが。」
A「まずは女将さんを探さないといけませんね。」
カ「Aは町の東側にある火の見やぐらから女将を探してくれ。」
A「と言われても私は女将さんがどういう人か知らないんですけど・・・」
カ「女将は見ればすぐにわかるぜ。この辺りじゃただ一人の赤髪だからな!オレは別の場所を探すとするぜ。」
A「わかりました。」
カミュさんに言われた町の東側にある火の見やぐらに行きハシゴを登って上から女将さんを探していた時一人のデルカダール兵を見つけた
どうやらあの兵士は城下町の上層へと続く道の前に立っている門番のようだ
そこに一人のお婆さんが来たが兵士に追い返されてしまった
次に男の人が門番の前にやってきて門番に何かを渡すと門番はその男性を通した
A「今門番に渡したのってお金かな?」
その後すぐ門番の前にお姉さんが来た
門番はお姉さんにメロメロのようだ
A「あの門番は女の人に弱いのかな?」
すると今度は犬に吠えられ怯える門番
門番はそのまま犬に追いかけられてしまった
A「あの門番は犬が苦手なんだ」
とその時城下町の上層の方からふくよかな赤髪の女の人が下宿の方へと向かっていった
A「あの人が女将かな?」
ハシゴを降りるとカミュさんがいた
カ「・・・・・・全く、女将はどこに行ったんだ。お前の方はどうだった?」
A「さっきふくよかな赤髪の女の人が下宿の方に向かって行きましたよ。」
カ「おお!ふくよかな赤髪のおばちゃんが下宿の方に向かったんだな。なら話が早い。さっそく女将に会いに行くぞ。」
そして私達は女将がいる下宿へと戻った
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作者名:ベルナデッタ | 作成日時:2017年12月25日 16時