元鬼狩りと刀 参

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花｢全、員．．．？？？｣

柊｢財力えっぐぅ．．．｣

花｢私の本丸より全然多いのに．．．｣

『まぁ、前世の分があるし．．．それに、審神者もそこそこ給料貰えるし．．．』

柊｢それはそうだけどさ．．．｣

花｢私は本丸の維持と食費にほぼ飛んでいってます．．．｣

柊｢そうだよな．．．俺も大半そこに飛んでるし．．．｣

『私も給料半分くらいそこに飛んでるけど．．．あぁ、そうだ。博多が来てから減ったね。』

柊｢それは俺も。ほんとに助かる．．．長谷部とそろってからは更によ。｣

『そうだね。』

花｢博多．．．博多藤四郎さんですね．．．？
鍛刀頑張ります．．．！｣

『楽になるよ〜』

花｢はい！｣

柊｢．．．んで、お年玉、反応どうだった？｣

『小烏丸や宗近、石切丸、則宗、山鳥毛、一期、とかの十数振りとは交換だったね。
他の子らはすっごい驚いた顔してたよ。』

柊｢だろうな．．．｣

『来年からはなくていいからってすっごい言われた。』

柊｢やっぱりか．．．｣

花｢ですよね．．．｣

『だから来年からは、くださいって来た子と小烏丸、三条の子ら、多くくばっている保護者のような子ら、あとはむつと短刀らだけにしようかなぁと。』

柊｢．．．ほぼ変わらねぇな．．．｣

花｢すごい．．．｣

『まぁ、今後複雑化したり、諍いが起こるようなら、うちの本丸はお年玉廃止だね。』

柊｢もういっそその方が楽な気がしてきた。お前のとこは。｣

『はは、そうかもしれないけど、お年玉を楽しみにしてる子達も少なからずいるからね。
出来れば廃止したくないなぁと思ってるよ。』

柊｢そうなんだよなぁ．．．もらう側も嬉しそうだけど、あげる側も楽しそうにしてるからな．．．｣

花｢そうなんですよね．．．｣


お年玉事情は、本丸それぞれ。

今まではどうだったのかも、今後どうなるのかも、その時が来なければ誰にも分からないのだ。


柊｢．．．つか待て、冷静に山鳥毛いるのか？？？｣

『？うん。』

柊｢くっ、羨ましいっっ！！！｣

花｢山鳥毛さんかっこいいですよね．．．お写真は見たことがあります！
どんな声をなさってるんですか？｣

『えぇ．．．難しいことを聞くね．．．今度会ってみたらいいよ。』

花｢わぁ！いいんですか！？｣

『もちろん。
なんなら本丸においで。』

花｢是非お邪魔させてください！！｣

柊｢！俺も！！｣

『はは、もちろん。』

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