元鬼狩りと刀 弐

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『こんのすけ、今の長谷部のレベルは？』

こ｢26です！｣

『おぉ、私が学校にいる間にそんなに上げたのか。すごいじゃない。』

へ｢！い、いえ、これくらい．．．｣

『むつはカンストした？』

こ｢致しました！｣

『そう。なら第一部隊から外して、また他の子をそこに入れて。
目指せ全員カンストよ。』

こ｢かしこまりました！同じくカンストされた五虎退様、前田藤四郎様も外します！｣

『うん。』


(※カンストスピードはガバガバでやってます。)


へ｢(俺も早くカンスト？とやらをした方が良さそうだな．．．恐らく戦力なのだろう．．．)｣

『光忠』

燭｢なんだい？｣

『長谷部のレベリング、お願いね。』

燭｢もちろんだよ。任せて。｣


長谷部が本丸に加わってから、約一月後。


『．．．嫌な感じがするね。』

こ｢遡行軍の兆候がこんなに近いだなんて．．．｣

『．．．全員集めてくれる？』

こ｢はい！｣


大広間に、全刀剣が集められる。


睦｢どうしたんじゃ？いつもこんなことはせんじゃろ。｣

『少し嫌な予感がするから、部隊を編成し直そうと思って。』

睦｢ほぉ．．．｣

『指名するね。』


刀剣男士らが、真剣に向き直る。


『まず、今週学校には、五虎と小夜。』

五｢は、はい！｣

夜｢分かったよ。｣

『第一部隊にむつ、光忠、前田、長曽祢、伽羅、小烏丸。
隊長はむつ。』

睦｢分かったぜよ。任せちょけ！｣

『第二部隊に巴、歌仙、加州、国広兄弟、小豆。
隊長は巴。』

巴｢あいわかった。｣

『第三部隊に蜻蛉切、太郎太刀、乱、薬研、宗近、今剣。
隊長は蜻蛉切。』

蜻｢は。責務を果たします。｣

『第四部隊に石切丸、平野、厚、膝丸、髭切、鯰尾。
隊長は石切丸。』

石｢分かったよ。｣


この数ヶ月で、大分刀剣男士も増えていたため、もちろん指名されなかった者もいる。
(ここで初めて名前が出た者もいる。)


『呼ばれなかった子も、呼ばれた子も、今週は何時でも喚ばれて良いように気持ちを整えておいてね。』


元気な返事が返ってくる。

その返事を受けとり、学校への向かった。


『あ、おはよう、柊。』

柊｢おぉ、おはよ。
．．．なぁんかちょっとやな感じすんだよな。｣

『柊もか．．．』

柊｢あ、Aも？｣

『うん。念の為全部隊編成し直してきた。』

柊｢俺んとこも。
．．．何もなけりゃ一番いいけど、Aもとなると現世かなぁ．．．あんま聞いたことないけど。｣

『現世か．．．そうじゃないといいな．．．』

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