五条先輩がスッゲェムカつくけどなんとか耐えようとしてる後輩の話

7 意図が分からんです ページ8

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ある日。



「オイ後輩」



げ、五条先輩。



「なに嫌そうな顔してんだよ」



『え！いえ！！全く！！！』



数分前まで伊地知くんと一緒にいたのにさ

なんで1人になった時に会うかな。




「オマエ呪術史赤点だったろ」




しかも何でそれを知ってんだよ……





いや、違うの言い訳させて？



試験時間ギリギリで
マークシートズレてたのに気づいたの。



そんな失敗するバカいるんだ〜って思ってたら


自分がやっちまうというね。





『アレは〜その〜〜事故といいますか…』



「強くもねぇ頭も悪りぃトロいじゃ

もうオマエマジで良いところねーんだな。



仮にも出自は同じなのに
何でオマエの家系は弱いんだろうな」




もうねこれに関しては返す言葉が無い。



だって！！！弱いもんマジで！！！！



父親も呪いが見えるだけだし！！！！





一条家っつーのは昔から五条本家を
サポートする家系だったんです。


で、代わりに五条本家は
一条家を守り続けてきてくれてるわけで


先輩に逆らえない事情ってのも
そういうことなんです。




「勉強道具持ってこい。俺が見てやる」



『何をですか？』



「追試に決まってんだろ

俺が教えてやるっつってんだよ」



『何でですか？』



「あ"？」



『持ってきます』






何で！？



私教えてもらわなくても…ってか



何で教えようとしてんの！？



これ、あとでエグいのパシられそう。



も〜〜ヤダ〜〜〜！！！

8 ふん→←6 比べるのも失礼

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