＊45話 ページ46
父「Aさんだったね。ありがとう、いつも息子が世話になっているようで」
『いえ、こちらこそ翔君にはいつもお世話になっています』
父「ハハハ、そんな畏まらないでいいんだよ」
『はい…』
ショッピくんのお父さんはかっこよくてすごく優しそうなお父さんだった。車内でも気を使ってずっと話かけてくれたけど私は返事をするのが精いっぱいだった。
shp「A、着いたで」
『うん…』
shp「そんな緊張せんでええから」
『さすがに無理だよ…』
？「おかえりなさい」
お父さんが玄関の扉を開けると中から綺麗な女の人が出てきた。ショッピくんと同じ色の少し癖のある髪の毛、顔立ちは柔らかく優しそうな印象。きっとこの人がお母さんだろう。
父「ただいま」
母「いらっしゃい、Aちゃん。はじめまして翔の母です」
『は、初めまして…』
母「フフフ、そんな緊張しないで。さ、入って入って」
お母さんは快活で朗らかな方だった。いつも淡々としているショッピくんとは正反対だな…
shp「A、今なんか失礼なこと考えたやろ」
『いえいえ、気のせいじゃないですかー』
ショッピくんの顔をチラッと見ただけでバレた…相変わらず鋭いなぁ。
楽しそうに談笑しているご両親の後ろを歩くショッピくんの後ろをついていくと広いリビングに通された。
父「狭い家だけどゆっくりしてください」
いえ、めちゃくちゃ広いんですが…なんならこの部屋だけで私の部屋より広い。
母「ゆっくり寛いでね。すぐ夕食の準備をするから」
『え、いやそんなご迷惑…』
父「Aさんが来てくれると聞いていたので今日は久しぶりに妻と一緒に作ったんだ。よかったら食べていってほしいな」
shp「A、一緒に食べよ」
『ではお言葉に甘えて…』
母「ふふ、たくさん食べてね」
そういってお母さんは「今日はハッシュドビーフにしてみたの」と言ってハッシュドビーフとサラダ・コンソメスープを机に並べていく。時々市販のルゥでハヤシライスを作るけど、ハッシュドビーフとハヤシライスはどう違うんだろう…。
母「お口に合うと良いんだけど…」
スプーンで一口口に運ぶ。ドミグラスソースのコクにほんのりとした苦みと酸味。それらが玉ねぎの甘さと調和してすごくおいしい…
レモンとオリーブオイルの風味がさわやかな色とりどりのサラダにこのスープも優しい味がしておいしい…
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Noa(プロフ) - ねう。さん» ありがとうございます！趣味全開ですが今後もお付き合いいただけると幸いです！ (2022年12月16日 0時) (
レス) id: 7c93d56916 (このIDを非表示/違反報告)
ねう。(プロフ) - あーだめだもうむりしんどい何回読み返してもしんどいドキドキですやばいです主様の作品雰囲気大好きすぎます泣泣 これからも応援してます！更新楽しみにしてます！ (2022年12月15日 18時) (レス) @page36 id: dee5bda7f0 (このIDを非表示/違反報告)
Noa(プロフ) - たぴくんさん» コメントありがとうございます！自分の趣味が全開ですが皆様にも楽しんでいただけるよう精進します！ (2022年12月11日 10時) (レス) id: 7c93d56916 (このIDを非表示/違反報告)
たぴくん - この作品大好きです！応援してます！更新頑張ってください୧⃛(๑⃙⃘⁼̴̀꒳⁼̴́๑⃙⃘)୨⃛ (2022年12月3日 12時) (レス) @page22 id: 5e1b4af05d (このIDを非表示/違反報告)
Noa(プロフ) - 九十九夜瑠さん» コメントありがとうございます！毎日更新できるように頑張ります(*´ω｀*) (2022年11月26日 19時) (レス) id: 7c93d56916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Noa | 作成日時：2022年11月18日 20時
