＊30話 ページ31
翌日、胸焼けしました。ピザとチキン重すぎた…
さすがに今日は朝ごはんも食べれず家を出る。んー、途中でお腹すくかなぁ、なんて思いながら寮の門をくぐると寮の前の電柱にショッピくんが凭れ掛かっていた。こっちに気付いたようで顔を上げる。
shp「A…おはよ」
『あ、ショッピくんおはよう』
shp「昨日…ごめんな」
『ん−ん、何とも思ってないよ？』
shp「A…」
『ほら、早く学校行こ！』
ショッピくんの腕を引いて学校へ歩き出す。一瞬驚いたような声を出したがすぐに私の隣に並んできたので腕を掴んでいた手を離すとそっと手を繋がれた。離せないように指を絡められる。
shp「学校の近くまで行ったら離すんでちょっとだけ」
『うん、逃げないから力弱めてほしいなー』
shp「あ、すまん」
無意識だったのか…ショッピくんの手は冷たくてスラッとした指をしていた。きれいな手だなぁ…
shp「学校まで近いのはええんやけどこういう時は近すぎるのも問題やな」
そう、寮から学校までは徒歩5分なわけで、あっという間に学校についてしまう。実際に手をつないでいた時間は3分ほどになる。
名残惜しそうに手を離したショッピくん。そして校門のところに人影を見つけてめちゃくちゃ嫌そうな顔をした。
shp「ゲッ…」
？「あー、ショッピくんやん。おはよう」
shp「おはようございます、大先生」
ut「もしかしてこの子が噂のAちゃん？」
shp「そうっすね。
A先に教室行っといて」
ut「ええよ別に。初めましてAちゃん、鬱木 大ですぅ。大先生♡って呼んでな」
『ご存じかと思いますがAです。大先生先輩よろしくお願いします』
ut「大先生先輩って…普通に大先生でええよ」
『では大先生さんで』
shp「で、大先生は何してるんですか」
『ん−、ショッピくん待ってたんよ。この時間に登校してくるって聞いたから』
shp「大体わかりますけど何のために？」
ut「昨日ゾムがAちゃんちで飯食ったっていうから俺もどんな子なんか気になって」
shp「どうせそうやと思いましたよ。でもAは宝石の瞳に近付かれるの苦手なんで手短にしてくださいね」
ショッピくんの声を聴いて大先生さんの顔を見る。青みが買った黒髪に眼鏡の下に覗く瞳はきれいな瑠璃色をしていた。
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Noa(プロフ) - ねう。さん» ありがとうございます！趣味全開ですが今後もお付き合いいただけると幸いです！ (2022年12月16日 0時) (
レス) id: 7c93d56916 (このIDを非表示/違反報告)
ねう。(プロフ) - あーだめだもうむりしんどい何回読み返してもしんどいドキドキですやばいです主様の作品雰囲気大好きすぎます泣泣 これからも応援してます！更新楽しみにしてます！ (2022年12月15日 18時) (レス) @page36 id: dee5bda7f0 (このIDを非表示/違反報告)
Noa(プロフ) - たぴくんさん» コメントありがとうございます！自分の趣味が全開ですが皆様にも楽しんでいただけるよう精進します！ (2022年12月11日 10時) (レス) id: 7c93d56916 (このIDを非表示/違反報告)
たぴくん - この作品大好きです！応援してます！更新頑張ってください୧⃛(๑⃙⃘⁼̴̀꒳⁼̴́๑⃙⃘)୨⃛ (2022年12月3日 12時) (レス) @page22 id: 5e1b4af05d (このIDを非表示/違反報告)
Noa(プロフ) - 九十九夜瑠さん» コメントありがとうございます！毎日更新できるように頑張ります(*´ω｀*) (2022年11月26日 19時) (レス) id: 7c93d56916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Noa | 作成日時：2022年11月18日 20時
