*28話 ページ29
shp「A、棚から皿とコップ出してええ?」
『うん、お願いしてもいいかな?』
shp「他に手伝うことある?」
『うーん、カレーだから煮込むのに時間はかかるけどほとんど手間はかからないから大丈夫だよ』
shp「そっか…なんかあったら言うてな」
『ありがとう』
なんだろう…しょっぴくんがいつもより気を使ってくれてる気がする…
zm「Aー、Aもピザ食べよーや」
『あ、私もいただいていいんですか?』
zm「当たり前やん!いっぱい食べや」
『ありがとうございます!』
なんだかんだピザ食べるの久しぶりだなー!しかも4種類乗ってるやつだ…自分で作るからカレー食べられなくなってもいいしせっかくだからピザごちそうになっちゃお…
どれ食べようかな…照り焼きチキンもいいしエビマヨも食べたい…でもシンプルなマルゲリータも捨てがたいし…フライドチキンもあるから3枚が限界かな…選べるのって楽しいなー
なんて思っていた時期が私にもありました。ピザは一人4枚、チキンは一人3つノルマを課せられてすでに腹12分目くらい。ショッピ君もチーノくんも割とおなかいっぱいそう。ケロッとしてるゾムさんすごいなぁ…
ピザとチキンをおなかに詰めている間にしっかりと煮込まれたカレーとつやつやおいしそうに炊き上がったご飯。しかし今の私には見ているだけで辛い。
shp「A、カレー…」
『ショッピくん無理しなくていいよ…?』
shp「食べたいねん。少なめによそってくれ」
『わかった』
小さめの深皿にカレーをよそう。チーノくんも少なめで、と言われたのでショッピくんと同じようによそった。ゾムさんは普通に盛っていいとのことだったのでカレー皿になみなみとよそった。
お腹いっぱいなはずなのにみんなおいしそうに平らげてくれた。少なめに作ったが残ってしまったカレーは明日の夕飯にしよう。
食後限界が近いチーノくんをゾムさんが送っていった。残ったショッピくんはお皿洗いを手伝ってくれた。
shp「A…血欲しい…」
最後のお皿の水気を拭き取って食器棚に片づけたショッピくんは先日と同じように後ろから私に抱き着いてきた。
『いいよ』
shp「ありがとうございます」
ゴクゴクとショッピくんの喉を私の血が通っていく音。いつもより飲むペースが速い気もする…
shp「はぁ…ごちそうさまでした」
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Noa(プロフ) - ねう。さん» ありがとうございます!趣味全開ですが今後もお付き合いいただけると幸いです! (2022年12月16日 0時) (レス) id: 7c93d56916 (このIDを非表示/違反報告)
ねう。(プロフ) - あーだめだもうむりしんどい何回読み返してもしんどいドキドキですやばいです主様の作品雰囲気大好きすぎます泣泣 これからも応援してます!更新楽しみにしてます! (2022年12月15日 18時) (レス) @page36 id: dee5bda7f0 (このIDを非表示/違反報告)
Noa(プロフ) - たぴくんさん» コメントありがとうございます!自分の趣味が全開ですが皆様にも楽しんでいただけるよう精進します! (2022年12月11日 10時) (レス) id: 7c93d56916 (このIDを非表示/違反報告)
たぴくん - この作品大好きです!応援してます!更新頑張ってください୧⃛(๑⃙⃘⁼̴̀꒳⁼̴́๑⃙⃘)୨⃛ (2022年12月3日 12時) (レス) @page22 id: 5e1b4af05d (このIDを非表示/違反報告)
Noa(プロフ) - 九十九夜瑠さん» コメントありがとうございます!毎日更新できるように頑張ります(*´ω`*) (2022年11月26日 19時) (レス) id: 7c93d56916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Noa | 作成日時:2022年11月18日 20時