＊27話 ページ28
放課後、あからさまにテンションの低いショッピくんと買い物に行く。野菜はあるので鶏肉とカレールゥを買った。あとは…
『ゾムさん来るなら多めに作った方がいいかなぁ』
shp「いや、あの人何か買ってくる言うてたから少なめでええで…絶対食べきれんくらい買ってくるやろから…」
『え"…』
shp「カレーが無くても十分満腹になる気がするわ…」
『…カレーやめとく？』
shp「Aの飯食いたい」
『わかった、おいしいの作るね』
お会計を終えてスーパーを出るとちょうどチーノくんから電話がかかってきた。
『あ、もしもしチーノくん？』
shp「アイツなんでAにかけてんねん」
『うん…うん…あ、じゃあ学校の寮の場所わかる？うん…寮の前で待ってるね』
shp「チーノなんて？」
『今ゾム先輩の買い物終わったって。今から行くからどこで落ち合おうかって。なんか声に元気がなかったなぁ』
shp「ゾムさんどんだけ買ったんや…」
『そんなに買ってくるの…？』
shp「Aも油断できんで…」
青くなるショッピくんの顔色。そんなにやばいのか…
『と、とりあえず帰ろっか』
ショッピくんは今日も当たり前のようにレジ袋を持ってくれた。自然に二人で並んで歩いているがきっとショッピくんは歩くペースも私に合わせてくれてるんだろうな。
cn「あ、Aちゃんとショッピくん遅いわー」
『あ、おまたせしまし…え……？』
ゾムさんの両手にあるのは某フライドチキンチェーン店のレジ袋。そしてチーノくんはピザの箱を2箱持っている。
『んーと…カレーいらないかな？』
zm「いやいや、カレー楽しみにしてるで！これはカレーできるまでのオヤツや！」
『え…まじっすか』
shp「これがゾムさんやで…」
これ、みんなカレー入るかな…
shp「朝から思ってたんやけどさ、チーノいつからAのことAちゃんって呼んでんの？昨日までさんやなかった？」
cn「ん−何となくちゃんにしただけやで？嫌やった？」
『いや、別に』
cn「じゃあAちゃんでいいやろ？」
shp「お前…まぁええわ…」
一瞬険悪な雰囲気になるショッピくんとチーノくん。どうしたんだろ…
zm「ほら、早よAの部屋行こや」
無言のショッピくんに手を引かれて部屋に向かう。一人暮らし用の寮は四人も入ったら割と手狭になる。部屋に入るなりゾムさんはウキウキしながらローテーブルにチキンとピザを並べ始めた。
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Noa(プロフ) - ねう。さん» ありがとうございます！趣味全開ですが今後もお付き合いいただけると幸いです！ (2022年12月16日 0時) (
レス) id: 7c93d56916 (このIDを非表示/違反報告)
ねう。(プロフ) - あーだめだもうむりしんどい何回読み返してもしんどいドキドキですやばいです主様の作品雰囲気大好きすぎます泣泣 これからも応援してます！更新楽しみにしてます！ (2022年12月15日 18時) (レス) @page36 id: dee5bda7f0 (このIDを非表示/違反報告)
Noa(プロフ) - たぴくんさん» コメントありがとうございます！自分の趣味が全開ですが皆様にも楽しんでいただけるよう精進します！ (2022年12月11日 10時) (レス) id: 7c93d56916 (このIDを非表示/違反報告)
たぴくん - この作品大好きです！応援してます！更新頑張ってください୧⃛(๑⃙⃘⁼̴̀꒳⁼̴́๑⃙⃘)୨⃛ (2022年12月3日 12時) (レス) @page22 id: 5e1b4af05d (このIDを非表示/違反報告)
Noa(プロフ) - 九十九夜瑠さん» コメントありがとうございます！毎日更新できるように頑張ります(*´ω｀*) (2022年11月26日 19時) (レス) id: 7c93d56916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Noa | 作成日時：2022年11月18日 20時
