Narr ページ7
yt「…見つけた」
俺は車の中で呟く
yt「雲隠れが上手いことで。
通りで調べても情報が出てこないわけだ」
職を捨てて名前を変えて
yt「でも、声の色は変わってない。
あと、歩き方の癖も」
俺は舌打ちをする
yt「…変わってないねぇ。
あの頃から」
自分の名声を捨ててでも命が大切なんだね
通勤ルートならもう『覚えてる』
ありがたいよ、人通りがない所を歩いてくれるんだから
俺は近くに車を止める
防犯カメラなんてない
yt「こんにちは、お久しぶりです」
後ろから声かける
yt「あ、動かないでください。
動いたら刺すんで」
そのままナイフを突き立てる
『だ…誰なんだ…貴様』
yt「俺の事、忘れちゃったんですか?
あんなに可愛がってもらってたのに…悲しい」
『誰だと聞いている!!』
…高圧的な態度は変わんねぇな
yt「俺ですよ、俺。
中島裕翔」
『中島…裕翔だと』
yt「今は警察辞めて別のことやってるんですよ。
【ズィーベン】なんて聞いたことないですか?」
俺がそう言うとこちらを見た
yt「はい、契約違反。
動くなと言ったのに動いたから殺すね〜」
俺は容赦なくナイフを刺す
yt「痛いですよね、苦しいですよね?
声がそんな色してますよ。
でも…許さない」
俺は何度も突き刺す
yt「最後に忠告です。
こんな人通りの少ない道、歩いちゃダメですよ。
…まぁ、死んだから意味ないですけどね」
俺はそのままスーツの腕をめくってNarrと刻んだ
153人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:慧jump | 作成日時:2021年8月7日 0時